動画作成の相場はどのくらい?
動画作成依頼を外注したいけど、動画作成の相場がわからず、依頼しにくい、、、っていう方はいませんか?
そこで今回の記事では、動画作成の相場と、少しでも安い動画作成を発注できる方法を調査しました。
●動画作成にかかる予算相場
●少しでも安く動画作成を発注できる方法
これから動画の外注を考えている発注担当者の方、必見です。
ぜひ、最後までご高覧ください。
動画作成の相場は?
動画作成は、個人でも受注ができるので、以前よりもグッとお安く発注ができます。
といっても、やっぱり動画の内容によって、予算は『ピンからキリまで』です。
まず、動画作成を『個人』『会社』それぞれに依頼した場合の相場感をご紹介します。
(1)動画作成の相場|会社に依頼した場合
(2)動画作成の相場|個人に依頼した場合
(1)動画作成の相場|会社に依頼
まずは、動画作成を会社に依頼した場合の料金相場です。
これは、ワイラボという会社の料金です。どの会社でも、それほどの誤差はありません。なので、大体の目安としてご覧ください。
動画作成料金は、動画の尺やロケ回数によって変動します。
30~50万円
価格重視
ご満足いただける映像を低予算で制作
○ | 取材 |
○ | シナリオ作成 |
○ | 撮影 |
○ | 編集 |
○ | おまかせBGM |
○ | 修正1回 |
○ | ナレーション |
— | アニメーション |
— | キャスティング |
— | CG |
— | 3年間修正無料(肩書き・住所) |
50~100万円
ハイクオリティ
CMや企業紹介をハイクオリティ制作
○ | 取材 |
○ | シナリオ作成 |
○ | 撮影 |
○ | 編集 |
○ | おまかせBGM |
○ | 修正1回 |
○ | ナレーション |
○ | アニメーション |
○ | キャスティング |
— | CG |
— | 3年間修正無料(肩書き・住所) |
100万円〜
ドキュメンタリーやCG作品
10年使えるブランディング映像制作
○ | 取材 |
○ | シナリオ作成 |
○ | 撮影 |
○ | 編集 |
○ | おまかせBGM |
○ | 修正1回 |
○ | ナレーション |
○ | アニメーション |
○ | キャスティング |
○ | CG |
○ | 3年間修正無料(肩書き・住所) |
会社に依頼するメリットは、やはり信頼性です。
なにかアクシデントが起きた時の対応力や、急に連絡が取れなくなってしまうということがありません。
●さまざまな撮影内容に対応できる
●アクシデントに対応できる幅が広い
●急に連絡が取れなくなることがない
●設備やマンパワーのリソースが多い
●納期の対応が柔軟
●個人依頼する場合に比べて、料金が高い
(2)動画作成の相場|個人に依頼
個人の料金相場は、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングで公表されているものから、一覧表にまとめました。
個人に動画作成を依頼するメリットは、ズバリ金額です。
最低の金額としては、2〜5万くらいからが多く、案件もブライダルなどが多い印象です。
▼クラウドソーシングでの料金相場一覧表
ランサーズ | クラウドワークス | ココナラ | |
動画・映像 アニメーション | 5万〜50万円/1本 | 5万円以上 | 最低出品額5,000円 (1万〜10万円程度) |
●会社に発注するよりも安い
●不得意な分野を横のつながりでカバー
●稀に連絡が取れなくなってしまう
●設備やマンパワーなどで限界がある
動画作成の相場はどうやって決まる?料金内訳を解説
それでは、動画作成の相場を知る上で、料金の内訳を理解しておくと便利です。
動画作成の相場を決める料金要素には、4つあります。
①撮影の事前準備費
②撮影費
③編集費
④外注費
この4つをさらに詳しく見ていきましょう。
①撮影の事前準備費
●企画費
●リサーチ費
●構成費
●ブッキング費
●ロケハン費
②撮影費
●撮影費
●機材費
●特殊撮影(ドローンなど)
●車両交通費
③編集費
●アニメーション/3DCG制作費
●素材購入費
●編集費
●修正費
●MA費(整音含む)
●完パケ費
④外注費
●スタジオレンタル
●タレント出演料
●ヘアメイク外注費
●ナレーション費
●衣装
●美術
そのほかにも、運動会や卒園式などの記録事業の撮影には、DVDやブルーレイで配布することもあり、その場合、下記の料金が含まれます。
●オーサリング
●盤面デザイン
●盤面印刷
●ジャケットデザイン
●ジャケット印刷
●盤面プレス
動画作成の4つの料金要素を見積もり一覧表で確認
上記の4つの料金要素を、わかりやすくするために、お見積もり一覧で作りました。
下記のように、料金要素をエクセルにして、それぞれに単価を入れると、お見積もりの出来上がりです。
なんか、すごい高くなりそう。と思いませんでしたか?
映像表現から考える動画作成料金
じつは、動画作成料金は、映像表現でも変わってしまいます。
<1>映像表現で変わる
<2>時間尺で変わる
<3>撮影があるかないか?で変わる
こちらも一つずつ見ていきましょう。
<1>映像表現で料金が変わる
実写かインフォグラフィックか?CGを使うのか?で料金は変わります。
3DCGなどは、高額ですが、次は実写。撮影日数とスタッフ数、で変動します。
が、インフォグラフィック動画も1分以上になるとその分制作費は実写よりも上がります。
<2>完成時間尺で料金が変わる
動画の時間が長くなると、料金が高くなるのは、編集時間が長くなるから。
動画作成で一番時間がかかるのは、じつは編集です。
なので、動画を使うフェーズによって、長い動画がよいのか?それとも短い方がよいのか?など、目的を持った発注をする必要があります。
<3>撮影があるかないか?の違い
撮影するかしないか?でも料金は違います。
撮影には、機材費とスタッフの人件費がかかります。あくまでも目安ですが、1日7Hで、約8〜10万円かかります。
●カメラマン
●カメラアシスタント
●MA(音)
●照明
●ディレクター
ディレクターがカメラ、アシスタントが照明、とか兼任もしたりもします
意外と撮影は大人数。機材費も合わせると、撮影料金は案外高いです
動画作成の相場は?簡易見積もり
ここでは、実際の納品動画とその料金を見て、動画作成の相場イメージを掴んでみましょう。
料金と動画を一緒に見ることで、イメージを作ってみて下さい。
一例として、3つの動画と料金をご紹介します。あくまでも参考例ですので、ご了承ください。
【体験】簡易見積もり表でお見積もり
動画作成は、作業する内訳によって、料金が変動します。
それぞれの工程で、たとえば撮影日数や編集など、かかる日数や、ナレーションの有無などで料金が変わります。
ここでは、簡単に見積額がわかる簡易見積り表を用意しました。(別記事中にあります)撮影日数などを入れて、概算の見積額を調べてみましょう。
動画作成の相場|費用を安くするには?
動画作成費用は、簡易見積もりの体験でもお分かりの通り、作業する内容で料金が変動します。
なので、ここでは、少しでも安く発注をするためのポイントを整理してお伝えします。
ポイントは3つあります。
(1)打合せ回数などの工数を減らす
(2)撮影日数の短縮と撮り直しNG
(3)動画を短くして、編集費用を削減
こちらも一つずつ見ていきましょう。
(1)打合せ回数などの工数を減らす
撮影準備費の一部を削減するやり方です。
完成する動画のクオリティは、撮影や編集よりも準備段階である程度決まってしまうものです。なので、何をどんなふうに作ったら良いのか?分かっている上級者向けの削減方法です。
撮影準備費の削減=初心者にはお勧めしない
丸投げをしたいと思っている人には、あまりオススメはできませんが、少しでも安くしたいという場合には、相談してみましょう。
(2)撮影日数の短縮と撮り直しNG
撮影日数の短縮は、文字通り『撮影費』を削減するやり方です。
社内での撮影の場合、事前に社内の人に撮影告知をしておいて頂いたり、清掃や整理整頓をしておいて頂けると、撮影がスムーズになります。
●事前に社内で、撮影告知をして、撮影に協力してもらう
●清掃や整理整頓をする
普段は、オブジェのようになってしまっているものも、カメラで映すと「?」になることが多いです。
なので、撮影時に慌てて片付けるよりも、事前に社内環境を整備しておきましょう。撮り直しなどもなく、予算削減ができます。
(3)動画を短くして、編集費用を削減
動画の完成尺は、編集費の予算を削減するために、大きな要素となります。
1分の動画を編集するためには、カット編集など、最低かかる時間でも1時間はかかると見てください。
1分の動画=最低1時間の編集時間
なので、最初からあまり長編動画になってしまうと、どんどん予算が嵩んでしまうので、できるだけ短くすることを心がけた方が予算削減に効果的です。
動画作成の相場は?まとめ
動画作成の相場は?をまとめると
(1)動画作成の相場|会社に依頼した場合
(2)動画作成の相場|個人に依頼した場合
①撮影の事前準備費
②撮影費
③編集費
④外注費
●企画費
●リサーチ費
●構成費
●ブッキング費
●ロケハン費
●撮影費
●機材費
●特殊撮影
(ドローンなど)
●車両交通費
●アニメーション/3DCG制作費
●素材購入費
●編集費
●修正費
●MA費(整音含む)
●完パケ費
●スタジオレンタル
●タレント出演料
●ヘアメイク外注費
●ナレーション費
●衣装
●美術
●オーサリング
●盤面デザイン
●盤面印刷
●ジャケットデザイン
●ジャケット印刷
●盤面プレス
(1)打合せ回数などの工数を減らす
(2)撮影日数の短縮と撮り直しNG
(3)動画を短くして、編集費用を削減
でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!