動画制作依頼の成功へのステップ|失敗しないためのポイントは?

【失敗しない】動画制作依頼の成功へのステップを解説!

動画制作依頼するときに、担当者さんが気になる点って、いくつかありますよね?たとえば

●どこに動画制作依頼をするのが良いのか?
●動画制作会社に依頼するメリットは?
●個人に動画制作依頼するメリットとデメリットは?
●動画制作依頼には、いくらくらいの予算が必要なのか?
●予算を削減する方法はあるのか?

です。

今回の記事では、動画制作を依頼するにあたって、上記の点を解消できるようにお伝えしていきます。

この記事の信頼性は?

筆者は
●動画制作会社を運営している
●TV番組で4度の受賞歴がある
●プライム市場に上場されている企業動画の動画制作依頼も担当している
です。

この記事では、動画制作依頼をする担当者さまのサポートができると嬉しいです。

どうぞ最後まで、ご高覧ください。

目次

動画制作を依頼する際のステップ

動画制作を依頼する際のステップ

効果的な動画制作を依頼するには、いくつかのプロセスが必要です。

下記のステップガイドで、成功への道筋を描くお手伝いをします。

動画制作を依頼する際のステップ

①動画制作の目的を決める
②予算は完成尺でほぼ決まることを理解しておく
③目的によって動画表現が変わることを知っておく

一つずつ見ていきましょう。

①動画制作の目的を決める

動画制作を依頼する際の最初のステップは、動画の目的を明確にすることです。

動画の目的を明確にする

動画制作を依頼する時に、決めておきたい最低限の目的は、

●何を伝えたい動画なのか?
●どの媒体をメインで流す(使う)動画なのか?
●どんな内容にしたいのか?

です。

編集長

目的がないとそもそも動画を作る意味がないよね?

ディレクター

はい。何を目指す動画か?で作り方が違いますから

なので、最低限、下記の3つはハッキリとさせておきましょう。

動画を作る目的はどれか?

(1)売上を上げるために使うのか?
(2)動画を認知段階で使うのか?
(3)アフターフォローで使うのか?

上記のような、動画を使うフェーズを意識しておくと、失敗が少なくなります。

動画制作の目的を決める

②予算は完成尺でほぼ決まることを理解しておく

動画の長さ、または「完成尺」は、動画を使う目的で変わるので、動画制作の予算に大きく影響します。

完成尺が長いと予算が余計にかかる理由

❶撮影素材を撮るのに時間がかかる
❷編集時間がたくさん必要

会社のビジョンを語るようなものなら、どうしても長尺になります。

が、展示会ブースの入り口なら、インパクト重視で15秒に、などの工夫が必要です。

③目的によって動画表現が変わることを知っておく

上記でお伝えしたとおり、動画は目的によって最適な映像スタイルが変わります。

たとえば

●製品説明は、分かりやすいビジュアルの『2Dインフォグラフィック』で説明がGOOD
●ブランド力を伝えたいなら、ストーリー仕立ての実写(ドキュメンタリータッチ)

など、伝えたいテーマによって、動画の表現方法は違うことを理解しておくと失敗がありません。

実写動画の例

●ブランドの紹介
●ストーリー重視
●ドキュメンタリー

2D(インフォグラフィック)例

●実際に商品がない場合
●数字をわかりやすく
●テーマが重たい場合

2D+実写動画の例

●商品CM
●営業動画
●会社案内

動画制作依頼:予算と日数を減らす方法

動画制作依頼:予算と日数を減らす方法

動画制作依頼の予算と日数を減らすには、目的や内容を、動画制作者にきちんと伝えることが大切です。

ここでは、予算と日数を減らしたいという方に向けたアドバイスを3つお伝えします。

動画制作依頼:予算と日数を減らす方法

①目的と内容がハッキリしていると早いし、クオリティもUP
②依頼が曖昧なら、思い切って動画制作者にお任せする
③一番ダメなのは、曖昧にお願いしたのに、せっかくの提案にダメ出しすること

一つずつ見ていきましょう。

①目的と内容がハッキリしていると早いし、クオリティもUP

編集長

これが一番間違いないね

ディレクター

はい。考える時間が一番長いですからね

どういう依頼が一番いいかというと、目的と内容がハッキリしていること、です。

動画制作もしやすいし、なにより、仕上がった動画に対して、依頼者と制作者の間でズレがありません。

良い動画が作れた!ということで、どちらも嬉しいパターンです。

②依頼が曖昧なら、思い切って動画制作者にお任せする

動画制作依頼の内容が曖昧であっても問題ありません。

動画制作のプロは、そういった修羅場?をいくつも潜り抜けているから、です。

何を誰にどんなふうに伝えるには、コレ!といったものを、動画制作者はたくさんのアイデアをもっているのです。

編集長

そうなの?

ディレクター

はい。そういったご依頼も少なくないですから

ただし、構成を考えるのに、時間がかかるというデメリットがあることもお伝えします。

なので、その分、工数が増えて、納期が伸びてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

依頼が曖昧であればあるほど、あなたの代わりに、動画制作者が頭を使う時間が増えるから、です。

ただし、表現のアイデアは豊富なので、プロに相談する方が絶対的に早い

③一番ダメなのは、曖昧にお願いして、出てきた提案にダメ出しすること

そして、一番ダメなのは、このパターン。

動画制作側は、何千本も動画を作ってきた経験から「こうするとわかりやすい!」という経験をもとに、提案をします。

でも「いやいや、それじゃダメだ」と、クライアントにダメ出しされる場合もあります。

「じゃあ、自分で考えて」(苦笑)って話になってしまうのですけど、ここで問題なのは、考えた時間が全部無駄になること、です。

編集長

時間がかかっても良いなら、何回でも提案し直すよね?

ディレクター

はい。でもそんなに納期に余裕がある場合も少ないんです

結局、誰も幸せにならない、、、という最悪な結果が想定されてしまわないよう、もし、目的と内容が曖昧なら、十分に納期に余裕を持っておく必要があります。

動画制作依頼の方法①:個人に依頼する場合

動画制作依頼の方法①:個人に依頼する場合

個人に動画制作を依頼する場合のメリットは、なんと言っても予算。

でも、注意しておきたいポイントもあるので、ご紹介しましょう。

個人への依頼はクラウドソーシングサイト

個人に依頼するなら、クラウドソーシングサイトを利用するのが間違いないです。

現在、個人と依頼者を結ぶマッチングサイトを提供しているクラウドソーシングサイトはたくさんあります。

なかでも大手の3社であれば、人材も豊富です。

動画制作依頼:個人を選ぶ場合の予算は?

個人に依頼する場合の予算は、そのクリエイターの経験やスキルで幅があります。

ここでは、平均的な相場を表にしてみました。

主要クラウドソーシングサイト
個人(フリーランス)/動画編集の費用相場
クラウドワークス1本あたり4,000〜5,000円以上
ランサーズ1本あたり10,000円〜
ココナラ最低出品額5,000円〜

個人に外注する場合の費用相場は、4,000円〜5,000円以上、または1万円からスタートするケースが多いです。

動画制作依頼:個人に依頼する際の注意点

個人に動画制作を依頼する場合は、ポートフォリオをかならずチェックしましょう。

実際に会ったこともなければ、人間性も、得意分野もわからないから、です。

金額が安いので、ビジネス用途でも、クラウドソーシングサイトを利用する企業が増えていますが、下記の3つは最低限でもチェックしておきましょう。

個人に依頼するときの3つのチェックポイント

●これまでのフリーランサーとしての実績
●どんな評価を受けているのか?
●対応は早いか?遅いか?

また、フリーランサーは、オフィスを構えていることは少なく、自宅で、副業的に動画編集代行している個人も多いです。

まれに、急に連絡が取れなくなってしまうランサーさんもいるので、あらかじめ想定しておきましょう。

動画制作依頼の方法②:会社に依頼する場合

動画制作依頼の方法②:会社に依頼する場合

大規模なプロジェクトや専門性の高い動画制作は、動画制作会社を利用することを検討してみるのも良いです。

ここでは、適切な会社の選び方、探し方、予算設定のポイントをご紹介します。

動画制作会社に依頼するチェックポイント

①会社の選び方
②会社を選ぶサイト
③予算

一つずつ見ていきましょう。

動画制作依頼:会社の選び方

動画制作会社の選び方で大切なのは、実績と信頼性。

たいていの会社には、ホームページがあります。そのなかで実績動画がアップされているので、下記のポイントをチェックながら見ると良いでしょう。

●どんな分野が得意なのか?
●予算感は?
●求めているクオリティがあるか?

編集長

ポートフォリオを見れば、どんな分野が得意か?わかるよね

ディレクター

はい。ディレクターがTV出身者か?CM系なのかでも系統が分かれます

もちろん、最終的に必要なのはクオリティ。大丈夫だと思ったら、気軽にメールなどで相談してみることをおすすめします。

動画制作依頼:会社を選ぶサイト

インターネット上には、動画制作会社を紹介するウェブサイトがたくさんあります。

特に有名なのは下記の3サイト。

動画制作依頼:マッチングサイト

地区から選ぶこともできるし、目的で選ぶこともできます。

ただ、数が多過ぎて、選びづらいというデメリットもあります。

なので、もし「選びづらいなぁ」ということであれば、動画会社を選ぶポイントをこちらの記事でもご紹介しているので、参考にしてみて下さい。

動画制作依頼:予算

では、動画制作依頼を会社にした場合の予算については、下記の記事で詳しく解説しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

理想的な予算と納期を設定するには?

理想的な予算と納期の設定方法

動画制作に必要な予算と納期はプロジェクトの規模や内容、制作を任せる相手によります。

ここでは理想的な設定方法について考えてみましょう。

理想的な納期と予算を設定するには?

①丸投げなら2ヶ月を見ておくこと
②構成案とシナリオがあるなら予算は値切れる
③予算と納期をリストで事前チェック

①丸投げなら2ヶ月を見ておくこと

動画制作を一からプロに任せる場合、そのクオリティを保証するためには、2ヶ月の時間が必要です。

もちろん、 この期間はアイデア出しから撮影、編集、後処理まで全てのプロセスを含んでいます。

編集長

撮影に入ってしまえば早いけどね

ディレクター

はい。でも依頼者とアイデアや構成を詰めるのに少し時間が必要なんです

短すぎる納期はクオリティを犠牲にする可能性がありますので、余裕を持った計画を立てることをお勧めします。

②構成案とシナリオがあるなら予算は値切れる

一方、構成案やシナリオがあらかじめ用意できている場合は、ちょっと話が違います。

目的と内容がしっかりしていれば、構成を作るのにそれほど時間はかかりません。なので、その分、制作にかかる時間と費用を節約できます。

最終的にどんな動画になるかも予想がつきやすいし、実際、クオリティが高い動画ができます。制作に迷いがないから、です。

そうなれば、制作者も依頼者もウィンウィン。より効率的に作業に取り組めて、結果、予算を抑えることが可能です。

③予算と納期をリストで事前チェック

予算と納期を設定するチェックリストを作ってみました。

予算削減の可能性
1) 動画制作の目的と内容をプレゼンできる
2) 動画の視聴先は主にHPとYouTube
3) 納期に余裕がある
4) 実写以外の表現方法やドローン撮影などのオプションが必要
5) 完成動画の時間尺が5分以上になる

これらを踏まえ、より具体的かつ効果的な予算と納期の設定が可能となります。

動画制作依頼の成功へのステップ:まとめ

動画制作依頼の成功へのステップ:まとめ

動画制作は、企画、制作、編集と一連のプロセスを通じてメッセージを伝えるための手段です。

成功するためには、初めに明確な目的設定が必要。目的に応じて制作を依頼する相手を選びましょう。

本ガイドを参考に、あなたの動画制作が成功することを心より願っています。

最良の結果を得るために、プロフェッショナルの力を存分に活用することをオススメします。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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