動画作成は、自社制作より外注依頼する方がオススメです。
その理由は、クオリティの高さとスピード。
動画作成会社は、その道のプロとして、常に見る人に「おもしろい!」と思ってもらえるように
●機材
●アイデア
●編集スピード
など、すべての面で、プライドをもった動画作成をしています。
ただ、ネットで『動画作成依頼』と検索しても、「どこに頼めば良いか?わからない」ですよね?
基本、失敗はしたくない!
そこで、今回の記事は
●動画作成は、どの会社に頼めば良いか?
●動画作成依頼の注意ポイントは?
●少しでも料金を安くする方法はあるのか?
など、動画作成を依頼するにあたっての、あなたの疑問にお答えする記事です。
とりあえず、この記事を読んで、動画作成を外注依頼するか?自作するか?決めてもらえればと思います。
●TV番組制作も手がける動画作成会社が運営するブログ記事
●上場企業の動画も担当している
\動画編集・映像制作依頼/
動画作成依頼の前に知っておきたい3つの基本情報
まずは、動画作成依頼の前に、基本的な情報を押さえておきましょう。
それは、下記3点です。
(1)動画作成目的は?
(2)予算の確認
(3)社内で撮影は可能?
このチェックリストのポイントを押さえておけば、イメージに近く、できるだけ安く、動画作成ができます。
一つずつ見ていきましょう。
(1)動画作成目的は?
まずは、動画作成の目的をハッキリとさせましょう。
その理由は、作る目的でターゲットが違い、そして、ターゲットによっても作り方が違うから、です。
じゃあ、作り方の違いってなんだ?っていうお話ですけど、これは
です。
↓さらにわかりやすく、表にしてみました。こんな感じです。
動画尺 | |||
---|---|---|---|
認知拡大 | 知ってもらうための動画 | ●インパクト重視 | 15〜30秒 |
関心 | 興味を持ってくれた人向け | ●全体がわかる内容 | 30〜60秒 |
比較検討 | 他社との差別化 | ●具体的な商品の内容 | 1〜3分 |
行動 | 買わない理由の反論 | ●より具体的 | 3〜5分 |
興味がない人には、どんなに細かく作り込んだ動画でも、見てもらえません。
逆に、すっかり買おうと思って比較検討を始めている人には、しっかり説明した方が良いので、その分、動画尺は長くなります。
最初のフェーズ=短く|購入直前=長尺動画
(2)予算の確認
作りたい動画の方向性が決まったら、次は予算です。
映画を作るわけではないので、できるだけ簡素な予算に収まるようにします。
ただし、予算を削り過ぎるのも問題
せっかく作ったのに、使い物にならないクオリティにならないよう、適正価格は抑えておきましょう。
動画尺 | 予算 | |||
---|---|---|---|---|
認知拡大 | 知ってもらうための動画 | ●インパクト重視 | 15〜30秒 | 10〜20万円 |
関心 | 興味を持ってくれた人向け | ●全体がわかる内容 | 30〜60秒 | 20〜30万円 |
比較検討 | 他社との差別化 | ●具体的な商品の内容 | 1〜3分 | 30〜50万円 |
行動 | 買わない理由の反論 | ●より具体的 | 3〜5分 | 30〜50万円 |
下記リンクで、大体の予算と簡易見積もり計算できるページを作ったので、試してみてください。
\撮影日数などを入力するだけ/
(3)社内で撮影は可能?
依頼する前にチェックしておいた方が良い項目として、次のようなものもあります。
①社内に出演者はいるか?
②誰も出演したがらない場合の対処法は?
です。
①社内に出演者はいるか?
自分は映らないけど「誰か社員に出演してもらおう」とかっていう社長さんがいます。
大抵、うまくいきません
あなたが出たがらない動画に、自分から立候補してくれる社員はいないから、です
実際、弊社で扱った『IT関連会社』の採用動画では、社員の皆さん全員ネットの危険性を感じて、誰も出たがりませんでした。
採用動画なのに、困ってしまいますよね?
▼そんなときは、こういうやり方で対応可能です。
②誰も出演したがらない場合の対処法
社内に誰も出演者がいない場合は、下記の3つの対応策があります。
ただし、それぞれに、弱点もあるので、事前に対応方法を考えておきましょう。
→弱点:「動画の人はどこですか?」と聞かれると困る
→弱点:誰が着るんですか?という話になる
→弱点:実写よりも制作費がかかってしまう
動画作成を依頼する会社を選ぶ6つのポイント
動画作成会社に依頼するとき、どんなところをチェックしたら失敗しないか?についても考えてみましょう。
そのポイントは、
①金額
②品質と金額のバランス
③実績
④納期
⑤担当者とのコミュケーション
⑥提案力
の6つです。
6つのポイントについて、別の記事で特集しました。
参考にしてもらえたらと嬉しいです。
動画作成依頼〜納品までのステップ
動画の作成依頼から納品までのステップは、下記になります。
このステップ中で、下記の要素が動画予算を構成します。
●台本作成
●撮影費/アニメーション制作費
●編集日数
●ナレーションの有無
大体の予算と簡易見積もり計算できるページを作ったので、下記のリンクから試してみてください。
動画作成依頼で失敗しない|必須の3アイテム
動画作成依頼の前に、用意しておくと良いものが3つあります。それは
①ターゲットと目的
②参考動画
③動画の配信先
です。それぞれを見ていきましょう。
①ターゲットと目的
前述したターゲットと動画を作る目的です。
認知させることが目的なのか?すでに買った人が目的なのか?によって、適切な動画尺と、動画表現(実写かアニメか)が、決まるから、です。
このことで、発注者側もイメージがハッキリして、動画のイメージが固まってきます。
②参考イメージ動画
次に、用意したいのは、参考イメージ動画です。
こういった感じのものが作りたい!という参考動画をYouTubeなどで、チェックしてみましょう。
依頼者と制作者の間で、イメージのすり合わせができて、完成イメージに寄せた動画制作ができるので、失敗する確率が低くなるので、オススメです。
③動画の配信先
動画をどこで使うのか?を事前に制作会社に、伝えておくことも大切です。
YouTubeで使うのか?展示会で使うのか?によって、適切な表現方法と長さ、世界観などが変わってくるから、です。
また、納品のファイル形式や、映像の解像度にも影響しますので、かならず伝えるようにしましょう。
●納品のファイル形式
●解像度
●撮影時のカメラ選択、、、などなど
動画作成会社が嬉しい3つの準備は?
ここでは、逆に受注する動画作成会社が、事前に用意してもらえると嬉しいものをご紹介します。
(1)会社の資料
(2)伝えたいテーマと写真などの記録素材
(3)社内の整理整頓(社内撮影の場合)
一つずつ見ていきましょう。
(1)会社の資料
動画の対象となる資料を用意しましょう。
どんなサービスなのか?商品ならパンフレットなどがあれば、より動画のイメージが作りやすいです。
会社自体を紹介する動画なら、どんな歴史の会社なのか?ホームページでも良いので、事前に提示しましょう。
動画の種類 | 用意するもの例 |
---|---|
商品・サービス | パンフレットなどを用意 |
会社を紹介する | ホームページなど社内の雰囲気や歴史がわかるものを用意 |
動画のクオリティはもちろん、工期が短縮できる重要なアイテムになります。
(2)伝えたいテーマと写真などの記録素材
とくに歴史を紹介する記録映像で、顕著になる例です。
記録素材が活きる動画例 | 用意するもの例 | 納品物例 |
---|---|---|
会社の社史 | 写真・会社変遷がわかるもの | 周年動画 |
卒業式 | 過去動画・写真 | 卒業式のDVD |
活動の記録 | 過去動画・写真 | サークルの発表会 |
こちらも事前にチェックすることで、クオリティと予算面、納品までの工期を短縮できる可能性があります。
(3)社内の整理整頓(社内撮影の場合)
仮に、会社内、工場内を撮影する動画だと、事前に清掃が必須です。
「自分達は気にならないから大丈夫」って思ってること多いよね?
はい。あとから画面でみると見栄えが悪いから、事前清掃は必須です
普段は見慣れしまって、気にならない物体ほど、要注意です。
動画作成依頼の相場は?
動画作成相場を知っておくと作成依頼が出しやすいですよね。
ここでは、弊社の平均的なものですが、動画作成依頼の相場観を共有します。
動画作成会社への依頼例
最初に一覧表です。
内容 | 動画尺 | 相場 |
---|---|---|
企業動画 | 30秒〜1分 | 30万円〜 |
動画広告 | 30秒〜1分 | 100万円〜 |
ドキュメンタリー | 短編|長編 | 数百万〜 |
動画の費用、相場については、下記の記事でも、詳しくご紹介しています。
ぜひ、参考してください。
>> 動画制作の相場【ジャンル別】をプロが解説|動画制作費用を安く抑える5つの方法も
個人依頼への依頼例
個人向けにお願いするなら、やはりクラウドソーシングサイトを選ぶのが一番。
たとえば、クラウドワークスで紹介されている動画作成関連の相場は、下記の通りです。
仕事カテゴリ | 発注相場 | 納期(目安) |
---|---|---|
写真撮影 | 20,000円〜 | 15日前後 |
動画制作 | 50,000円〜 | 20日前後 |
クラウドワークス、ランサーズ、ココナラという『クラウドソーシング3社』について、それぞれ記事をまとめました。
参考にしてもらえると嬉しいです。
動画作成を依頼したいオススメ5社
次に、動画作成を依頼したいオススメの制作会社5社を選んでみました。
(1)プルークス
(2)VIDEO WARKS
(3)ジーアングル
(4)GJC
(5)Crevo
1社ずつご紹介します。
(1)プルークス
プルークスは、東京都中央区日本橋に本社を置く動画作成会社です。
ソフトバンクをはじめとして、ヤフーや、リクルート、日本航空など、大手企業はもちろん、スタートアップ企業にいたるまで、幅広い取引先をもっています。
ネット集客での動画作成実績は申し分なし、です。
マーケティング戦略の立案から動画作成・運用までしており、作って終わらない動画作成を推進しています。
動画作成は、社内のチームに加えて、社外にいる1000名を超えるパートナーと連携して、予算や納期に合わせた最適な動画提案してくれる点がおすすめのポイントです。
(2)VIDEO WARKS
VideoWorksは、株式会社ウェルビーイングスが運営するネットの動画集客サイトです。
もともとはCrevo株式会社が運営していましたが、2023年6月14日に事業譲渡されました。
運営会社の株式会社ウェルビーイングスは、2022年創業の東京都港区六本木に本社を置く会社。
作り手となる個人クリエイターと、発注元である企業の間で、ネット集客と仕事の斡旋をするのが、このサイトです。
最短即日発注で、かつ数万円から動画作成を依頼できるサイトです。
1番の強みは、制作金額の安さ。平均依頼単価は211,109円ということなので、数万円からの発注が可能です。登録クリエイターにこの予算金額での発注を考えている場合にオススメです。
(3)ジーアングル
ゲーム・アニメ・MV制作など、エンターテイメントに強みをもっているのが、ジーアングルです。
年間で300件を超える動画作成をしており、そのほとんどがエンタメ業界からの依頼です。
そのせいか、トレンドを意識した旬な映像制作に長けていて、見た目や実際の効果も、ほかのネット動画サイトとの差別化を図っています。
一般的な動画作成以外にも、VTuber向けコンテンツや3DCG制作、アニメ制作など、幅広い業務を請け負っています。また、独自の音声収録スタジオを自社保有している会社です。
エンターテイメント系の動画作成を検討中の方にオススメの動画作成会社です。
(4)GJC
正式な会社名は、株式会社 Global Japan Corporation。
略してGJC。
本社は札幌ですが、東京と沖縄にそれぞれオフィスがあります。
おもにTVCMやWEB事業、インターネットコンテンツの配信をしています。
動画作成予算の幅が大きいのが特徴で、3万円〜200万円で、業界相場の半分くらいです。
キャッチコピーにしている『圧倒的なコストパフォーマンスで最高にちょうど良い動画を制作します』の言葉どおり、大き企業から零細企業まで、幅広い会社の動画作成実績を持っています。
予算的な心配のある方は、一度、相談してみることをおすすめします。
(5)Crevo
Crevoは、東京都目黒区中目黒で、10年目に突入する動画作成会社。
これまでの取引実績は、2,000社、約7,000件の動画作成の実績があります。
Kaoやリクルート、伊藤忠、楽天など、一流企業との取引実績を持っており、信頼感は抜群でしょう。
一般的な動画編集だけでなく、アニメーション動画への対応がCrevoのストロングポイントです。
ビジネス用途で、アニメーション動画を考えているなら、Crevoは外注先として有力です。
動画作成依頼に迷ったらユニークな動画プランの会社2選
次に、動画作成を依頼したい会社のご紹介です。
まずは、ユニークな動画作成を提案してくれている2社のご紹介です。
①アソボアド(ASOBOAD)
②ワイラボ
今回、ご紹介する2社は、
●ただ「動画作成します」ではない会社
●ユニークな動画プランのある会社
というUSPをもった2社です。
①アソボアド(ASOBOAD)
アドボアドは『選べる動画編集プラン』があります。
●広告動画作成プラン(短尺動画)
●デジタルサイネージ広告・スライド動画作成プラン
●長尺動画編集プラン
料金のポイントは安さです。たとえば
短尺=24,800円〜
長尺=40,040円〜
など、低価格での提供をしています。
とくにオススメは、デジタルサイネージ広告プランです。
②ワイラボ
次にワイラボです。
ワイラボは「WEBからの問合せが欲しい」というあなたのために、動画を活用した3つのプランをご提案しています。
起業まもない人向け
●HP制作をセット制作
安価な予算でWEBを充実
HPから問合せが欲しい人
●YouTube動画→記事制作
幅広い発信で認知度UP
自社ブランディングの推進
●各SNS運用代行
SNSで企業情報を発信
これらは、社内に『動画』『デザイン』『SEO』のプロが揃っているからこそできる、ワイラボのUSPでもあります。
自社メディア(オウンドメディア)からの問合せが欲しい人は、相談してみるのも良いでしょう。
\動画編集・映像制作依頼/
会社の動画で自作は可能か?逆ブランディングに注意
もし、あなたが会社で動画を作れるなら、外注依頼をせず、自作もありです。
その理由は、外注費がかからないから、です。
でも一方で、その動画の品質が低ければ、逆ブランディングになってしまうリスクもあります。
❶失敗例:採用動画の場合
「自社で動画を作ってみたけど、あんまり良いものが出来なかったから、御社でお願いします」という、動画作成依頼を頂戴したことがあります。
じつは、決して珍しい例ではありません(笑)。
たとえば、採用動画を作ろうとして、結局、断念したという方たちの例を、少しだけご紹介しましょう。
撮影時のトラブル | 編集時のトラブル |
---|---|
窓の外で、車が通ったからやり直し | 「あ〜」とか要らない音をカットするのが大変 |
飛行機の音がしてやり直し | 使いたい箇所は、雑音がひどくて使えない |
従業員が廊下を通ったからやり直し | ようやく繋いで、BGMも入れたけど、ちょっと変 |
などなど、それでも頑張って、一週間くらい撮影を繰り返し、編集もしたけど、最終的に
「これを公開したら、かえって評判が落ちそう、ということで、ご依頼しました」とご依頼をしてくださいました。
最終的に納品された動画を見て「最初から頼めばよかった」とおっしゃっていました。
❷ある程度の規模の会社なら自作も可能
上記は、あくまでも一例です。
もちろん、ある程度の規模の会社なら、人的リソースや資金もあるので、問題なく、動画も自作可能です。
実際、動画作成チームを持っている会社さんも多