動画制作の相場をプロが解説!動画制作費用を安く抑える5つの方法も

動画制作の相場をプロが解説|動画制作費用を安く抑える5つの方法も

動画制作相場ってなんかよく分からない、、、。そう思ったことはありませんか?

現代のビジネスで、動画は欠かせない宣伝ツール。その反面、動画制作の相場がわからないので、作るのをためらうケースも多いですよね?

アートボード-2-のコピー-300x277.png編集長

動画は作りたい。けど、お金がかかりそうだし、迷うよね?

ディレクター-300x298.pngディレクター

はい。なので動画制作相場をお伝えしますね

というわけで、この記事は、

●動画制作の相場を知っておきたい
●動画制作の費用には、どんな要素があるのか知っておきたい
●料金を安く抑える方法で、動画制作の予算を削減して発注したい

というお悩みを持った方に向けて書かれた記事です。

動画制作を躊躇する理由が費用なら、この記事を読んでから、いくつかの会社を選んで、見積もりを取ってみることをオススメします!

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目次

【大前提】動画制作の相場には幅がある

ひとくちに、動画制作と言っても、実写か?アニメか?など表現の仕方でも違うし、個人か会社か?でも制作の相場・料金が違います。

ここでは、下記の3つに絞って、お伝えします。

①動画表現の違い
②依頼する作業の幅
③会社か個人か?依頼先での違い

一つずつ見ていきましょう。

①動画表現の違い

前述した通り、動画には、実写と2Dアニメーションの違いがあります。

また、二つを組み合わせた動画もあります。

実写は撮影が必要ですが、アニメーションは不要です。

一方で、アニメーション動画の編集は、実写よりも時間がかかるので、料金相場にも影響します。

依頼する作業の幅

動画の工程は、企画・構成などの事前準備→撮影→編集→納品といった流れです。

企画・構成などの事前準備

1. 企画・構成などの事前準備

撮影

2. 撮影

編集

3. 編集

通常は、企画から納品までを請け負いますが、なかには『撮影だけ』『編集だけ』といったケースもあります。
(台本だけもあります)

この記事の後半でもお伝えしますが、すべての工程を外注するより、撮影だけにした方が、当然、料金は安くなります。

ただ、部分的な発注は割高になる場合もあるので、あまりお勧めはできません。

部分発注がお勧めできない理由

●割高になる
●クオリティが担保できない

会社への依頼か?個人への依頼か?依頼先での違い

会社依頼か?個人依頼か?の違いもあります。

会社依頼の場合には、従業員を雇っているので、税金や事務所の間接費がオンされて、少し割高な印象です。

が、一方で、いろんなタイプの動画を社内で内製できるので、その点、割安になるメリットもあります。

ディレクター-300x298.pngディレクター

とくに、撮影は、個人発注の方が、割高な印象です(人と機材の分)

項目個人への依頼
(フリーランスサイト利用)
動画制作会社への依頼
(自社調べ)
台本・構成3万円〜3万円〜
撮影費5〜10万円(1日)
(一人/カメラ1台)
8万円(1日)
(二人/カメラ2台以上)
編集費(実写)5万円〜10万円〜
編集費(アニメーション)10万円〜10万円〜
完成尺=5〜10分で想定

動画の目的別・制作相場

それでは、動画の目的別の制作費の相場を見てみましょう。

商品PR動画や採用動画、マニュアル動画などがありますので、一覧表でまとめてみました。

今回は、動画制作会社に発注した場合を想定しています。

動画の目的
動画1本の制作料金相場
商品PR動画50〜150万円
採用動画50〜200万円
マニュアル動画30〜70万円
テレビCM100万円〜
WEBCM50万円〜
会社紹介動画50万円〜150万円
YouTubeチャンネル用動画4万円〜
オプション:アニメーション動画(1分)10万円〜

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動画制作の工程別に見る相場とは?

動画制作には、大きく3つの工程があります。

見積りを出す場合には、それぞれ項目ごとに費用を算出していきます。

一つずつ見ていきましょう。

1. 企画・構成(台本制作)などの事前準備

企画・構成(台本制作)などの事前準備

動画制作の軸となる項目です。

動いている映像を繋いだだけなら、誰にもできますが、人に見てもらって、納得してもらう動画にはなりません。

そこで、詳細なリサーチと、構成が必要になります。

なので、この段階では、動画の基礎工事にあたる

●字コンテ
●絵コンテ

を動画の設計図として、作ります。

この企画・構成にかかる料金相場は、5〜15万円です。

もちろん、長い構成なら、これ以上になりますし、さらに、CMなどのコンセプト作りからとなれば、さらに大きな金額となります。

2. 撮影

撮影

企画・構成で作られた台本を基に、動画の素材となる撮影をしていきます。

動画の完成尺だが、大体1日10万円程度

ただし、個人依頼と会社依頼だと、機材などが違います。

個人動画制作会社
5〜10万円8万円〜
カメラ1台/1名/照明などカメラ2台以上
3名(カメラマン・音声・ディレクター)の1クルー

3. 編集

編集

続いて、編集です。

実写の場合もアニメーションの場合も、完成尺によって、金額が変動します。

動画の編集内容によって、ですが、大まかな目安は、動画編集の日数 ×3万円以上だと覚えておけば、間違いありません。

なので、編集に3日間で単価が3万円なら『3日 ×3万円〜=9万円〜』

ただし、発注先によって、編集作業の単価が違うので、まずは問い合わせてみることをお勧めします。

個人と法人・依頼先別の動画制作の相場は?

ここでは、個人依頼と法人依頼など、依頼先別での、動画制作の料金相場についてお伝えします。

もう一度、前述の表をご覧ください。

項目個人への依頼
(フリーランスサイト利用)
動画制作会社への依頼
(自社調べ)
台本・構成3万円〜3万円〜
撮影費5〜10万円(1日)
(一人/カメラ1台)
8万円(1日)
(二人/カメラ2台以上)
編集費(実写)5万円〜10万円〜
編集費(アニメーション)10万円〜10万円〜
完成尺=5〜10分で想定

それぞれ詳しく見ていきましょう。

個人

まずは、個人(フリーランス)への依頼です。

依頼する相手によってさまざまですが、おおよそ5分動画で20万円くらいが目安です。

経験上ですみません

ただし
●撮影のみ
●編集のみ
など、部分的な業務請負いがほとんど。

なので、企画から納品まで、全てを請け負ってくれる個人の人は、少ないです。

また、全部請けの場合、個人がチームを組んでの請負。で、それぞれに料金を支払う形となり、最終的には、法人(安めの料金設定の会社)に比べても、若干、割安程度の金額感になります。

法人

法人への依頼も、動画制作会社さんによって、さまざまです。

たとえば、5分の実写動画で、企画から納品までを依頼すると、30万円〜50万円が相場です。

すみません。これも経験上です

ただ、法人依頼のメリットとして、

●企画から一気通貫での制作
●クオリティへの安心感

があります。あと、前述した撮影時の機材面の手厚さも、覚えておくと良いかも、です。

実写?orアニメ?|動画制作の相場(表現別)

ここでは、実写か、アニメか?など、動画表現によっての動画制作の費用相場を見てみましょう。

企画から納品までを前提としています。

実写動画

実写動画は、撮影がある分、費用がかかります。

内容によって変動があるものの、

動画尺企画・構成撮影日数編集日数
3分あり1日3日

で、あれば、30万円くらいでの発注が可能です。

アニメーション

アニメーションの料金は、1分=15万円くらいから、が目安です。

アニメーションの場合、実写の動画制作と違って、編集の手間が半端なく大きいから、です。

動画尺企画・構成撮影日数編集日数
1分ありなし5日
アニメーションだけで5分の動画はあまりないので、1分想定です

実写+アニメーション

じつは、会社紹介動画などで、一番需要が多いのは、このパターン。

実写がベースになっていて、数字が出てきたり、説明の難しいところにアニメーションを使います。

動画尺企画・構成撮影日数編集日数
5分あり1日5日

上記の条件であれば、40万円〜が、目安の料金のスタートです。

すぐ分かる!動画制作の相場(完成尺ごと)

次に、完成尺ごとの費用相場を見ていきましょう。

基準として、下記を設定しました。

完成尺3分3分〜5分5分〜10分10分以上
企画・構成有り有り有り有り
撮影日数1日1日1日2日
ナレーション有り有り有り有り
編集期間目安3日5日7日14日
金額相場30万円〜40万円〜50万円〜80万円〜
動画表現はすべて実写

アニメーションを加える場合の目安は、1分=15万円

見て分かる!動画制作の相場(金額別)

この項目では、実際に金額ごとの動画について、実例を基にして見てみましょう。

【実例1】動画制作の相場(30万円以下)

kenken動画
再生ボタン
大平宏税理士事務所
再生ボタン3-1.png

30万円以下では、完成尺が3分以内と短く、また、撮影なども最小限の人数でおこないます。

編集時間も短く、ナレーションも入らない形です。

【実例2】動画制作の相場(30〜50万円以下)

七福計画-動画切り出し-1.webp
再生ボタン
LINY
再生ボタン3-1.png

30〜50万円以下の場合は、5分程度で、撮影1日ですが、ナレーションなども入ります。

編集時間も5〜7日となり、簡単な会社紹介などによくある形で利用されます。

【実例3】動画制作の相場(50〜100万円以下)

カワセコンピュータサプライ
再生ボタン3-1.png
エグディオZ
再生ボタン3-1.png

50〜100万円以下の場合は、10分程度で、撮影も2日くらいになること多いです。

また、ナレーションも入ります。

編集時間も2週間程度となり、会社案内や、WEBCMなどで、利用されます。実写+2Dアニメーションでの表現が可能です。

【実例4】動画制作の相場(100万円以上)

100万円以上になると、撮影日数や編集期間も長く、また、凝った演出が可能です。

テレビCMやブランディング動画、アニメーションを使っての採用動画制作などができます。

キャストの出演や、それに付随するヘアメイクの手配、衣装などはもちろん、スタジオを借りての本格的な撮影が視野に入ってきます。

立教大学体育会クロニクル
再生ボタン3-1.png
パルシス様動画
再生ボタン3-1.png

プロが解説!動画制作の費用を抑える5つの方法は?

この項目では、少しでも相場より安く発注をしたいという方のために、費用を抑えることのできる5つの方法をご紹介します。

❶フリー素材でもOK!素材は自社で用意する
❷撮り直しは厳禁!撮影日数は1日で
❸スタジオは使わない!自社内で撮影しよう
❹出演者は会社スタッフ
❺撮影はスマホで!編集だけ依頼する

こちらも一つずつ見ていきましょう。

❶フリー素材でもOK!素材は自社で用意する

まずは、撮影の点です。

撮影は、動画の素材を集めるために行います。なので、その手間が少しでも省ければ、料金を抑える要素になる可能性があります。

撮影をすべてやれば、撮影費が浮くので、その分、安くなりますが、クオリティ面で心配なので、せめて、動画の中で使う写真や、記録で撮影した動画があれば、提供するようにしてみましょう。

アニメーションの場合は、イラストなどを用意できると効果的

❷撮り直しは厳禁!撮影日数は1日で

同じく、撮影費で気をつけたいのは、撮影日数が増えてしまうこと、です。

●映ってはいけない著作物が写ってしまった
●背景が乱雑で映像でみたら見栄えが良くなかった

など、防げる理由が多いので、とくに工場などを撮影する場合には、整理整頓をきちんとしておきましょう。

❸スタジオは使わない!自社内で撮影しよう

撮影は、社内だけに限定しましょう。

遠くに行くと、その分、交通費・宿泊費などの経費が実費請求されるから、です。

また、スタジオなどを借りた撮影は、1Hいくらで、シビアに経費がかかるので、お勧めできません。

●交通費・宿泊費の経費もできれば節約

❹出演者は会社スタッフ

エキストラを雇うのはやめて、出演は社員だけにしましょう。

その理由は、出演者を雇ってしまうとその代金だけではなく、

●衣装代
●ヘアメイク代

などが、別にかかってしまうから、です。出演者が社員ならば、その心配はありません。

❺撮影はスマホで!編集だけ依頼する

これは、究極ですが、撮影を自社でする、という方法もあります。

現在のスマホカメラは、とても優秀で、一昔前の業務用カメラに勝るとも劣らない性能があります。

もしも、腕に自信のある社員がいれば、台本は制作会社にお願いして、撮影を自社でおこなう。ということも考えられます。

ただし、動画の素材となる部分なので、クオリティに心配がある場合は、この限りではありません。

動画制作会社の選び方

最後に、動画制作会社の選び方をお伝えしましょう。

ここでは、6つのポイントにまとめてみました。

①金額
②品質と金額のバランス
③得意分野をチェックする
④納期
⑤担当者とのコミュケーション
⑥提案力

一つずつ見ていきましょう。

①金額

まずは金額です。

ちなみに、東京23都内の会社と、東京近郊の会社だと、撮影や編集の単価が少しずつ違います。

場所によって金額にバラツキがある

最低でも3つ以上の会社から相見積もりを取るようにしましょう。

どんなに良い会社でも、予算が合わなければ、先に進まない

②品質と金額のバランス

どんなに高いクオリティの動画であっても、金額が高ければ当たり前。

依頼したい会社は?
金額が高い=品質が良い ←当たり前
金額が安い=でも品質も良い ←正解!

会社のホームページには、これまでの動画実績が掲載されているので、品質と金額のバランスをチェックしましょう。

③得意分野をチェックする

動画制作会社にも、得意分野とそうでない分野があります。

なんでもできるクリエイターもいますが、やはり少数派です。

●YouTube
●テレビCM
●短い/長い
…etc.

実績も大事だけど、結局はあなたの欲しい動画が作れるか?が、一番大事。

なので、どんな動画を作っているのか?をポートフォリオで確認しましょう。

④納期

同じ金額、同じクオリティの動画なら、1ヶ月で上げてくれる会社と、3ヶ月かかる会社では、どちらが良いか?といえば答えは簡単。

遅い仕事は誰でもできる

見積り段階でかならず確認することをお勧めします。

⑤担当者とのコミュケーション

最初にオンラインで、話した時に、気持ちよく話すことができる相手と仕事をしたいですよね?

もちろん、初対面で、相手が緊張している場合もあるので、そこは優しい目で見てください(笑)。

なので、雑談はもちろん、あなたの動画制作への質問に、分かりやすく答えてくれるか?をチェック。

少しでも、気がかりな印象をもったら、数社と交渉をして、その中から選ぶのが理想です。

⑥提案力

撮影・映像編集を依頼するときのポイントはいろいろあるけど、最後はやっぱり提案力。

依頼する側は、なんとなくのイメージしかない場合がほとんど

なので、撮影から編集に至るまで、どんな映像提案をしてくれるのか?は大きな判断材料、です。

できれば、3つくらいのパターンを提示してくれたら、助かりますね。

動画制作の相場をプロが解説・まとめ

動画制作の相場をプロが解説・まとめ

動画制作の相場について、ご紹介しました。

完成尺や、動画表現によって、動画制作の費用相場は、各社大きく異ります。

なので、最低3社くらいから、相見積もりを取って検討することが大切です。

また、必要最低限の機材や出演者、素材を提供することで、費用を抑えられる可能性があります。

実際に、動画作成を依頼する際には、下記の記事が参考になります。

\2万円〜の動画制作をプランニングしてご提案/

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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