採用動画は、今や企業にとって、あって当たり前。
でも、作れば良いってものでもなく、目的にあった動画制作が必要です。
今回の記事では、採用動画を作る目的をフェーズ別に分けて、何を重要指標にするか?をまとめてみました。
ぜひ、最後まで、ご高覧ください。
重要な指標(データ)は採用動画の目的より異なる
YouTubeで、採用動画の効果測定を行う場合は、重要指標が、フェーズによって異なります
今回は、正確な採用動画の効果測定を行うためには、目的に合わせた効果測定指標(データ)をご紹介します。
採用動画の目的が「認知」段階の重要指標は?
採用動画の目的が「興味・関心」段階の重要指標は?
採用動画の目的が「検討・行動」段階の重要指標は?
「認知」段階の場合の重要指標は?
・再生回数
・平均再生率
・視聴者維持率
企業の認知度・知名度向上を目的とした採用動画の活用では、「再生回数」、「平均再生率」、「視聴者維持率」といった効果測定指標(データ)が重要です。
ここでは、上げていませんが「インプレッション数」というものがあります。この指標は、YouTube内で動画のサムネイル表示された数で、YouTubeが自社の採用動画をユーザーにオススメしているということです。
そのため、採用動画の再生回数や人気度に応じてインプレッション数も増える傾向にあります。
公開する採用動画の数を増やしたり、人目を引くサムネイルにしたり、キーワードとタイトルを最適化するなど、インプレッション数自体を増やす方法はあります。
しかしながら、インプレッション数は、採用動画の質が高く、評判が良ければ、自然と増えるため、最も重要な効果測定指標(データ)は、ここでは「再生回数」、「平均再生率」、「視聴者維持率」の3点です。
特に、「視聴者維持率」が高いほど、YouTubeのアルゴリズムはクオリティが高く人気があると判断する傾向にあります。つまり、就活生が見続けられる採用動画を制作することが、「認知」の目的達成に繋がるということです。
「興味・関心」段階の重要指標
・総再生時間
・視聴者維持率
・概要欄に記載したリンクのクリック数
採用動画制作の目的が「興味・関心」の場合は、「総再生時間」、「視聴者維持率」、「概要欄に記載したリンクのクリック数」が重要な効果測定指標(データ)となります。
「検討・行動」とは、企業ホームページにアクセスして調べたり、会社説明会に応募するなどの採用動画の視聴後アクションのことです。
ここでも重要な効果測定指標(データ)は、「総再生時間」や「視聴者維持率」といった採用動画のクオリティを判断する材料になります。
採用動画を最後まで見ているほど、就活生が企業に強い関心を持っていることを示しているからです。
採用動画の視聴後アクションについては、概要欄に記載したリンクのクリック数で効果測定します。しかし、概要欄のリンクのクリック数についての効果測定指標(データ)は、YouTubeアナリティクスには含まれていません。そのためこの点については、Googleアナリティクスといった、ホームページの流入元を調べられる分析ツールの活用がおすすめです。
「検討・行動」段階の重要指標
・コメント数
・シェア数
・ブランド関心度
・高評価
・チャンネル登録者数
採用動画制作の目的が「行動」の場合は、就活生が視聴後に企業のファンになったと判断できる行動をとっているかを調べる効果測定します。
YouTubeの「コメント数」やグッドボタンの「高評価」は、採用動画に対するボジティブな反応です。コメントの内容が好評を示していれば、より良い結果が得られていると言えます。
加えて、「チャンネル登録者数」は企業のYouTubeチャンネルを登録した就活生の数です。つまり、就活生はもっとこの企業の動画を見たいと感じ、ファンになったという意味になります。
SNSでの「シェア数」が多ければ、視聴後に就活生が採用動画をもっとたくさんの人に知って欲しいと、拡散しているということです。口コミで採用動画の好評が広がっているため、ブランディングの効果が出ていると判断できます。
採用動画をどう使う?まとめ
採用動画の効果測定方法についてまとめてみました。
YouTubeアナリティクスには「ブランド関心度」という効果測定指標(データ)があります。これは、YouTubeのCM部分で行われるアンケートを元にした効果測定指標(データ)です。企業、つまりブランドに対する就活生の関心度を把握できます。
認知/興味・関心/行動のフェーズに合わせて、指標を設定し、作って終わりではない、効果的のある採用動画を作っていくことをオススメします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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