動画制作は初めてで何から始めればいいの?
と悩んでいませんか?じつは、EXIDEAの調査で、BtoB企業の79%が動画制作外注で失敗を経験しているという調査結果があります。
そこで、今回の記事では、
この記事で分かること
- 動画作成依頼の費用相場(種類・尺・依頼先別の詳細価格)
- おすすめの制作会社・サービス10選と選び方のポイント
- 依頼の具体的な流れと準備から納品まで5ステップ
- 費用を抑える5つの手法とコスト削減のコツ
- 失敗しない5つのポイントと成功のための具体策
など、「動画作成依頼」の全てを網羅的にご紹介。
実際の相場情報をもとに、初心者でも失敗しない動画作成依頼の方法を徹底的に解説します。

執筆者
この記事は、動画制作・デザインを手がける「ワイラボ」の代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して映像制作に関わっており、その経験から得た視点でお話ししています。
1. 動画作成依頼で79%が失敗する理由|成功するための3つの重要ポイント
まず、心配なのは、動画作成依頼で失敗する企業が急増していることです。
実際、BtoB企業105社のうち79%が動画制作外注で失敗を経験している、調査があります*。つまり、10社中約8社が何らかの問題を抱えているのです。
そこで、まず、この章では、事前に、失敗パターンを学習します。知識があれば、これらの失敗は確実に回避できるから、です。
*=動画制作の外注で「失敗した」と感じた理由、2位「クリエイティブの質が低い」を抑え、1位となったのは「意図していたものとズレがあった」より
①適切な予算設定ができずコスト面で失敗するパターン
動画作成依頼で最も多い失敗が、予算設定の甘さによる費用トラブルです。
どうしても、多くの企業が「とりあえず安く」という発想で依頼先を選びます。その結果、追加費用が発生したり、期待した品質が得られなかったりするのです。
例えば、30万円の予算で企業紹介動画を依頼したものの、撮影当日に照明機材費として10万円を請求されるケースがあります。また、格安業者に依頼した結果、素人同然の仕上がりになり、結局別の会社で作り直すことになった企業も少なくありません。
②依頼先選びを間違えて品質・納期で失敗するパターン
また、依頼先の選び方を間違えた場合も、大きな問題が発生します。
具体的には、
- アニメーション専門の会社に実写動画を依頼
- 個人クリエイターに大規模プロジェクトを任せたりする
- 納期を軽視した結果、重要なイベントに間に合わない
と言ったケースです。
これらは、制作会社の実績や得意分野を十分に確認しなかったことが原因です。
③コミュニケーション不足で期待と違う動画になるパターン
さらに、最も多いトラブル。それは、コミュニケーション不足による認識のズレです。
「なんとなく伝わるだろう」という曖昧な指示で、期待とは違う動画が納品されるケースです。
よくある事例は下記のようなものです。
失敗する指示
- かっこいい感じで
- おしゃれに
- エッジが聞いた感じで
など、です。
こういった抽象的な依頼は、期待はずれに終わります。なぜなら、制作者と依頼者の「かっこいい」の基準は全く違うから、です。そのため、完成した動画を見て愕然とするケースが頻発します。
この失敗を回避する方法は、具体的な参考動画を示すこと、です。つまり、より詳細な要望書を作成することで、認識のズレを防ぎましょう。
2. 動画作成依頼の費用相場|種類・尺・依頼先別の完全価格ガイド
動画制作の費用は依頼内容によって大きく変動します。
適正価格を知らずに依頼すると、相場の2倍以上を請求されることも珍しくありません。しかし、種類・尺・依頼先・内容を正しく理解すれば、適正価格での依頼が可能になります。
この章では、より詳しい相場を解説します。
①動画の種類別費用相場(企業紹介・商品紹介・採用動画など)
動画の種類によって制作費用は大幅に異なります。
なぜなら、必要な撮影日数、編集の複雑さ、使用する機材が種類ごとに変わるからです。
| 動画の種類 | 費用相場 | 制作期間 |
|---|---|---|
| 企業紹介動画 | 50万円〜150万円 | 1〜2ヶ月 |
| 商品・サービス紹介 | 30万円〜100万円 | 3週間〜1ヶ月 |
| 採用動画 | 40万円〜120万円 | 1〜1.5ヶ月 |
| セミナー・イベント動画 | 10万円〜50万円 | 1〜2週間 |
| YouTube動画 | 5万円〜30万円 | 1〜3週間 |
企業紹介動画が最も高額になる理由は、複数の部署やインタビューが必要で撮影日数が多くなるためです。
一方、YouTube動画は比較的シンプルな構成が多く、コストを抑えられます。
②動画の尺(長さ)による価格の違いと最適な時間設定
動画の長さは制作費用に直結します。
なぜなら、編集時間と使用する素材の量が尺に比例して増加するからです。
尺別の費用相場:
- 30秒以内: 20万円〜60万円(CM・広告向け)
- 1〜3分: 30万円〜100万円(企業紹介・商品紹介の標準)
- 3〜5分: 50万円〜150万円(詳細説明が必要な場合)
- 5分以上: 70万円〜200万円以上(セミナー・研修動画)
ただし、長ければ良いというわけではありません。
視聴者の集中力を考慮すると、企業紹介は2〜3分、商品紹介は1〜2分が最適です。
つまり、無駄に長い動画は制作費が高くなるだけでなく、視聴完了率も下がってしまうのです。
③依頼先別の費用比較(制作会社・個人・プラットフォーム)
もちろん、依頼先によって費用は大きく変わります。
| 依頼先 | 費用相場 | 品質 | 対応力 |
|---|---|---|---|
| 大手制作会社 | 100万円〜500万円 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 中小制作会社 | 30万円〜200万円 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 個人クリエイター | 10万円〜80万円 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| クラウドソーシング | 5万円〜50万円 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
大手制作会社は品質・対応力共に優秀ですが、費用が高額です。
逆にクラウドソーシングは格安です。が、品質にバラつきがあります。
④依頼内容別費用相場(編集のみ・編集+企画・編集+企画+コンサル等)
さらに、依頼する作業範囲でも、費用は段階的に変わります。
つまり、どこまでを外注するか?そして、どこまでを自社で行うか?でもコストを削減できる可能性があります。
作業範囲別の費用:
- 編集のみ: 5万円〜30万円(素材提供、編集作業のみ)
- 編集+企画: 15万円〜80万円(構成案作成+編集)
- 編集+企画+撮影: 30万円〜150万円(フルパッケージ)
- 編集+企画+コンサル: 50万円〜200万円(戦略立案込み)
もし、自社で撮影素材を用意できれば、編集のみの依頼になります。そのため、大幅にコストカットが可能になるでしょう。
ただし、素材の品質が最終的な動画品質を左右します。なので、撮影技術に不安がある場合は撮影込みで依頼した方が無難です。
⑤料金帯別の依頼先や依頼内容
予算に応じた依頼先と内容の選択で、予算のコストパフォーマンスを最大化しましょう。
下記は予算別の大まかな依頼先と内容です。
| 予算帯 | 最適な依頼先 | 対応可能な内容 | 動画の特徴 |
|---|---|---|---|
| 10万円以下 | 個人クリエイター | 編集のみ | 既存素材活用、シンプルなカット編集中心 |
| 10〜50万円 | 中小制作会社 個人クリエイター | 編集+簡単な撮影 企画+編集+撮影 | 1〜3分の標準的な企業紹介動画 |
| 50〜150万円 | 中堅制作会社 | フルパッケージ 本格的な企画・撮影編集 | 3〜5分の高品質な動画制作 |
| 150万円以上 | 大手制作会社 | 戦略立案込み 複数パターンの制作 | ブランディング要素を含む本格制作 |
このように、予算に合わせて依頼内容を調整すること。
そうすることで、無駄な出費を避けながら最大限の効果を得られます。
3. 動画作成依頼におすすめの制作会社・サービス10選
さて、動画制作会社選びで最も重要なものはなにか?
それは、実績と専門性の確認です。しかし、数百社ある制作会社から最適な1社を見つけるのは困難です。
そこで、この章では、依頼者からの評価が高く、実績豊富な制作会社・サービスを厳選して10社紹介します。
①株式会社ワイラボ|YouTube・SNS動画制作のプロフェッショナル
まずは、株式会社ワイラボです。こちらは、企業のYouTube運用支援と動画制作に特化した会社です。
YouTube SEOやSNS動画制作のノウハウを活かした戦略的な動画制作を行っています。
主な特徴:
- 費用相場:30万円〜100万円
- 得意分野:YouTube動画、企業PR動画、SNS動画
- 制作期間:2〜4週間
- 特徴:YouTube運用コンサル込み、SEO対策ノウハウあり
とくに、大手企業からの厚い会社なのが、大きな特徴です。たとえば、松竹映画や、バンダイナムコ関連企業など、です。さらに、動画制作だけでなく、デザインやイラスト制作など、包括的なクリエイティブスタジオでもあります。
②Lumii(ルミー)|大手企業実績多数の総合制作会社
Lumiiは3DCG技術にも対応できる高い技術力を持つ総合制作会社です。
幅広い動画制作ニーズに対応できる体制があるからです。
主な特徴:
- 費用相場:50万円〜300万円
- 得意分野:企業PR、CM、YouTube動画、3DCG
- 制作期間:1〜3ヶ月
- 特徴:30,000円からの少額案件対応、多様な制作スタイル対応
高品質な動画制作から小規模案件まで幅広く対応可能です。特に3DCG技術が必要な場合に強みを発揮します。
③むびる|格安動画制作サービスの代表格
むびるは格安動画制作サービスとして多くの中小企業に選ばれています。
テンプレート活用により、低価格でも一定品質の動画制作が可能だからです。
主な特徴:
- 費用相場:10万円〜60万円
- 得意分野:企業紹介動画、商品紹介動画
- 制作期間:2〜4週間
- 特徴:格安料金設定、初心者向けサポート充実
予算を抑えながらも基本的な企業動画制作を行いたい中小企業におすすめです。コストパフォーマンスに優れています。
④ムビラボ|データ活用型の動画制作サービス
ムビラボはデータ分析に基づいた動画制作を得意とするサービスです。
視聴者データを活用した効果的な動画企画提案ができるからです。
主な特徴:
- 費用相場:40万円〜150万円
- 得意分野:マーケティング動画、効果検証重視の動画
- 制作期間:3〜6週間
- 特徴:データ分析による効果最適化、A/Bテスト対応
動画の効果測定と改善を重視する企業に最適です。ROIを重視した動画制作が期待できます。
⑤サムシングファン|地方企業に強い制作会社
サムシングファンは全国対応で地方企業の動画制作に強い会社です。
地方特有のニーズを理解し、地域密着型のマーケティング提案ができるからです。
主な特徴:
- 費用相場:40万円〜200万円
- 得意分野:地域企業のブランディング、採用動画
- 制作期間:1〜2.5ヶ月
- 特徴:全国対応、地域特化コンサル
地方企業で、地域性を活かした動画制作を行いたい場合に最適です。地方ならではの課題解決力があります。
⑥メディアエクシード|企業ブランディング動画の専門家
メディアエクシードは企業ブランディング動画制作に特化した会社です。長年の企業映像制作ノウハウにより、企業価値を効果的に伝える動画制作が得意だからです。
主な特徴:
- 費用相場:60万円〜250万円
- 得意分野:企業ブランディング動画、IR動画
- 制作期間:1.5〜3ヶ月
- 特徴:企業価値向上に特化、上場企業実績多数
本格的な企業ブランディング動画制作を検討している大手企業におすすめです。
⑦フロンティアチャンネル|イベント・セミナー動画の実績豊富
フロンティアチャンネルはイベントやセミナー動画制作に強みを持つ制作会社です。
ライブ配信から収録まで幅広く対応できる技術力があるからです。
主な特徴:
- 費用相場:20万円〜120万円
- 得意分野:セミナー動画、イベント動画、ライブ配信
- 制作期間:1〜4週間
- 特徴:ライブ配信対応、イベント撮影専門スタッフ
定期的にセミナーやイベントを開催する企業に最適です。ライブ配信も含めた総合的なサポートが受けられます。
⑧モバーシャル|モバイル特化の動画制作
モバーシャルはスマートフォン視聴に最適化された動画制作を得意とする会社です。
モバイルファーストの時代に適した縦型動画制作ノウハウがあるからです。
主な特徴:
- 費用相場:25万円〜100万円
- 得意分野:モバイル向け動画、縦型動画、SNS動画
- 制作期間:2〜5週間
- 特徴:モバイル最適化、SNS各プラットフォーム対応
Instagram Stories、TikTok等のモバイル向けSNS活用を重視する企業におすすめです。
⑨動画制作所|コストパフォーマンス重視の制作会社
動画制作所は中小企業向けにコストパフォーマンスの高い動画制作を提供しています。
無駄な工程を省いた効率的な制作フローにより、適正価格での提供が可能だからです。
主な特徴:
- 費用相場:15万円〜80万円
- 得意分野:企業紹介、商品紹介、採用動画
- 制作期間:2〜6週間
- 特徴:効率的制作フロー、コスト最適化
限られた予算で最大限の効果を求める中小企業に最適です。コストと品質のバランスが優秀です。
⑩Crevo(クレボ)|アニメーション特化のマッチングサービス
Crevoは2,000名以上のクリエイターが登録するアニメーション特化プラットフォームです。
10,000本以上の制作実績があり、LIXIL等の大手企業での採用実績があるからです。
主な特徴:
- 費用相場:30万円〜150万円
- 得意分野:アニメーション、説明動画
- 制作期間:3週間〜2ヶ月
- 実績企業:LIXIL等
- 特徴:121,500円からの定額プラン、豊富なクリエイター陣
実写では表現しにくい複雑なサービス説明や、コストを抑えたアニメーション制作に最適です。多様なテイストから選択できます。
4. 動画作成の依頼先選び|制作会社・個人・プラットフォーム徹底比較
動画制作の依頼先選びは成功の8割を決める重要な要素です。
制作会社、個人クリエイター、プラットフォームにはそれぞれ明確な特徴があります。しかし、多くの企業が「とりあえず安いところ」で選んでしまい失敗しています。
この章では、依頼先の特性を理解しておくことの重要性を解説します。
①制作会社への依頼|メリット・デメリットと選び方のポイント
制作会社への依頼は最も安定した品質と充実したサポートが期待できます。
専門チームによる分業制で、企画から納品まで一貫した品質管理ができるからです。
●制作会社のメリット
- 安定した高品質な仕上がり
- 充実したアフターサポート
- 大規模プロジェクトへの対応力
●制作会社のデメリット
- 費用が高額(50万円〜500万円)
- 制作期間が長い(1〜4ヶ月)
- 小回りが利きにくい
| 会社規模 | 費用相場 | 得意分野 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| 大手制作会社 | 200万円〜500万円 | ブランディング・CM | 上場企業・大手企業 |
| 中堅制作会社 | 50万円〜200万円 | 企業PR・採用動画 | 中堅企業 |
| 小規模制作会社 | 30万円〜100万円 | 地域密着・特化型 | 中小企業・地方企業 |
制作会社を選ぶ際は、実績よりも「自社の業界での制作経験」を重視しましょう。
なぜなら、同業界の動画制作経験があれば、効果的な訴求ポイントを理解しているからです。
②個人クリエイターへの依頼|コストと品質のバランス
個人クリエイターは制作会社の半額以下で依頼できる魅力的な選択肢です。
中間マージンがなく、クリエイター本人と直接やり取りできるため、柔軟な対応が期待できるからです。
| 項目 | 個人クリエイターの特徴 |
|---|---|
| メリット | ・制作会社の30〜50%の費用で依頼可能 ・クリエイター本人との直接コミュニケーション ・個性的でユニークな表現が期待できる ・修正対応が迅速 |
| デメリット | ・品質にバラつきがある ・大規模案件は対応困難 ・スケジュール管理が不安定 ・アフターサポートが限定的 |
| 費用相場 | 10万円〜80万円 |
| 適用場面 | 予算重視・個性重視・小〜中規模案件 |
成功する個人クリエイター選びのポイントは「ポートフォリオの徹底確認」です。
過去作品の中に自社が目指すテイストがあるか、継続的な制作実績があるかを必ずチェックしましょう。また、コミュニケーション能力も重要な判断基準です。
③クラウドソーシング・マッチングサービスの活用法
クラウドソーシングは最も費用を抑えられる依頼方法です。
競争入札により相場より安く依頼できる可能性があるからです。ただし、品質リスクが最も高い方法でもあります。
| サービス名 | 費用相場 | 特徴 | 適用場面 |
|---|---|---|---|
| ランサーズ | 5万円〜80万円 | 競争入札制 | 予算重視・複数提案比較 |
| クラウドワークス | 3万円〜70万円 | 案件数最多 | 小規模・短納期案件 |
| ココナラ | 1万円〜50万円 | 個人特化 | 簡単な編集・個人事業主 |
クラウドソーシング成功のコツ:
まず、詳細な募集要項を作成することが重要です。曖昧な依頼では低品質な提案しか集まりません。次に、提案者の過去実績を徹底的に確認しましょう。評価が高くても、求めるテイストと合わない場合は避けるべきです。
最後に、最安値提案者は選ばないことをおすすめします。相場より大幅に安い提案は、必ず何かしらの理由があります。「安物買いの銭失い」にならないよう、適正価格での依頼を心がけましょう。
5. 動画作成依頼の具体的な流れ|準備から納品まで5ステップ
動画制作の成功は事前準備で決まります。
多くの企業が「とりあえず依頼してから考えよう」という曖昧なスタートで失敗しています。しかし、正しいステップを踏めば、期待通りの動画を予算内で制作できます。
以下の5ステップを順番に進めることで、スムーズな動画制作が実現します。
①依頼前の準備段階|目的・予算・納期の明確化
動画制作依頼前の準備不足が最も多い失敗原因です。目的が曖昧だと制作会社も適切な提案ができないからです。
必須準備項目チェックリスト
| 項目 | 具体的な内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| 制作目的 | 認知向上・売上増加・採用強化など | ★★★★★ |
| ターゲット | 年齢・性別・職業・関心事の詳細設定 | ★★★★★ |
| 予算上限 | 制作費用の明確な上限設定 | ★★★★★ |
| 納期 | 絶対締切日と余裕をもった希望日 | ★★★★☆ |
| 配信媒体 | YouTube・HP・SNS・展示会など | ★★★★☆ |
| 参考動画 | 理想に近い動画の具体例3本以上 | ★★★☆☆ |
特に重要なのが「参考動画の準備」です。
言葉では伝わりにくいイメージも、参考動画があれば制作会社との認識共有がスムーズになります。
②依頼先のリサーチと候補選定
依頼先選定では「安さ」ではなく「適合性」を重視しましょう。
自社の業界や目的に合った実績があるかが成功の鍵だからです。
効率的なリサーチ手順:
- Google検索で「動画制作会社 + 自社の業界名」で検索
- 候補となる制作会社のポートフォリオを確認
- 自社が目指すテイストの動画があるかチェック
- 制作事例の詳細を確認
- 制作期間、予算規模、クライアントの満足度まで確認
③見積依頼と比較検討
見積依頼では必ず3社以上から取得しましょう。
1社だけでは適正価格が判断できないからです。
見積依頼時の必須情報:
- 動画の長さ(1分、3分、5分など)
- 制作範囲(企画・撮影・編集のどこまで依頼するか)
- 納期の希望と絶対期限
- 予算の上限額
- 参考動画のURL
見積書確認のポイントは「内訳の詳細さ」です。
「制作一式:50万円」のような曖昧な見積もりは避けましょう。企画費、撮影費、編集費、音楽費などが明確に分かれている見積もりが信頼できます。
④契約締結と制作開始
契約書では制作範囲と責任範囲を明確にしましょう。
曖昧な契約は後々のトラブルの原因になるからです。
契約書チェックポイント
| 項目 | 確認内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 制作範囲 | 企画・撮影・編集・音楽の詳細 | 「含まれないもの」も確認 |
| 修正回数 | 無料修正の回数と範囲 | 大幅変更は別料金の場合あり |
| 納期設定 | 各工程の締切日 | 遅延時のペナルティ確認 |
| 著作権 | 動画の使用権と二次利用権 | 将来の活用範囲を確認 |
| 支払条件 | 着手金・中間金・完了金の比率 | 一括前払いは避ける |
制作開始後は定期的な進捗確認が重要です。週1回のミーティング設定をおすすめします。
問題が発生した際の早期発見・早期対応が可能になります。
⑤納品・修正・完了
納品時の確認作業は慎重に行いましょう。一度完了してしまうと、修正が困難になる場合があるからです。
納品時チェックリスト:
- 動画の長さが仕様通りか
- 音声が明瞭に聞こえるか
- 文字情報に誤字脱字がないか
- 企業ロゴやURLが正確に表示されているか
- 配信予定の媒体で正常に再生されるか
修正依頼は「具体的かつ明確に」伝えることが重要です。
「もう少しかっこよく」ではなく「0分30秒の部分で、文字の色を青から赤に変更してください」のような具体的な指示を心がけましょう。
6. 動画作成依頼の費用を抑える5つの手法
動画制作費用は工夫次第で大幅に削減できます。
しかし、単純に安い業者を選ぶだけでは品質が犠牲になってしまいます。適切な手法を使えば、品質を保ちながら30〜50%のコストカットが可能です。
この章では、動画作成依頼の際、費用削減効果がある、5つの手法をご紹介します。
①人件費をなるべく抑える手法
動画制作費用の60〜70%は人件費です。
つまり、人件費を効率的に削減できれば、大幅なコストカットが可能になります。
具体的な人件費削減手法
| 手法 | 削減効果 | 実施難易度 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 撮影日数の短縮 | 20〜30%削減 | ★★☆ | 事前準備の徹底が必要 |
| シンプルな構成 | 15〜25%削減 | ★☆☆ | 企画段階での決断が重要 |
| ロケ地の集約 | 10〜20%削減 | ★★☆ | 移動コストと時間の削減 |
| 出演者の絞込み | 15〜30%削減 | ★☆☆ | メッセージの集約が必要 |
最も効果的なのが「撮影日数の短縮」です。1日で済む撮影を2日に分けると、人件費が倍になってしまいます。
事前に撮影スケジュールを綿密に計画し、効率的な進行を心がけましょう。
②できるだけ自社で行う範囲の最適化
制作工程の一部を自社で行うことで、外注費用を大幅に削減できます。
ただし、自社のリソースと技術レベルを正しく把握することが重要だからです。
自社対応可能な作業と削減効果:
- 企画・構成案作成: 10〜20万円削減
- 出演者・ロケ地手配: 5〜15万円削減
- 撮影素材の準備: 3〜10万円削減
- ナレーション収録: 5〜8万円削減
- BGM・効果音選定: 2〜5万円削減
特におすすめなのが「企画・構成案の自社作成」です。
自社の強みや伝えたいメッセージは、外部の制作会社より自社の方が深く理解しています。
大まかな構成案を作成してから制作会社に依頼すれば、企画費用を削減しながら、より自社らしい動画制作が可能になります。
③規模に見合った機材・技術選択
過剰スペックの機材選択は無駄なコスト増加の原因です。
配信媒体と目的に応じた適切な機材選択により、品質を保ちながらコストを削減できるからです。
配信媒体別の適切な機材レベル
| 配信媒体 | 推奨画質 | 機材レベル | コスト目安 |
|---|---|---|---|
| YouTube・SNS | フルHD(1080p) | 中級機材 | 標準料金 |
| 企業HP | フルHD(1080p) | 中級機材 | 標準料金 |
| 展示会・イベント | 4K(2160p) | 高級機材 | 標準+20〜30% |
| テレビ放映 | 4K(2160p) | プロ機材 | 標準+50〜80% |
YouTube投稿が主目的なら、4K撮影は不要です。
フルHD撮影で十分高品質な動画制作が可能で、機材費用を20〜30%削減できます。
④複数社からの相見積もり活用術
相見積もりは価格交渉の強力な武器です。
ただし、単純に最安値を選ぶのではなく、戦略的に活用することが重要だからです。
効果的な相見積もり戦略:
まず、3〜5社から見積もりを取得します。次に、最も気に入った制作会社に他社の見積もりを見せながら価格交渉を行います。「A社は○万円でしたが、御社でこの価格に近づけることは可能でしょうか?」という具体的な交渉が効果的です。
また、「予算が限られているので、どの部分を調整すれば予算内に収まりますか?」と相談することで、制作会社から代案提案を引き出せます。多くの場合、10〜20%の費用削減が可能になります。
⑤個人・フリーランス活用によるコスト削減
個人クリエイターの活用は最も効果的なコスト削減手法です。
中間マージンがないため、同品質でも30〜50%安く依頼できるからです。
個人クリエイター活用のコツ
| 選定基準 | 重要度 | 確認方法 |
|---|---|---|
| ポートフォリオ品質 | ★★★★★ | 過去作品を最低10本確認 |
| コミュニケーション力 | ★★★★☆ | 初回面談での印象と対応 |
| 納期遵守実績 | ★★★★☆ | 過去クライアントの評価確認 |
| 継続性 | ★★★☆☆ | 活動歴と定期的な制作実績 |
個人クリエイター選びでは「専門特化型」を選ぶことをおすすめします。
「何でもできる」クリエイターより、「企業PR動画専門」「アニメーション専門」のような特化型クリエイターの方が、品質とコストパフォーマンスが優秀です。
また、長期的な関係構築を前提とした依頼により、さらなるコスト削減が期待できます。継続依頼の場合、多くのクリエイターが割引価格を提示してくれます。
7. 動画作成依頼で失敗しない5つのポイント
動画制作の失敗は事前対策で99%防げます。
しかし、多くの企業が基本的なポイントを見落として痛い目を見ています。そこで、この章では、確実に成功するための5つのポイントを解説します。
①目的とターゲットの明確化で制作ブレを防ぐ方法
動画制作で最も多い失敗が「目的の曖昧さ」です。
目的が不明確だと制作途中でブレが生じ、誰にも響かない動画になってしまうからです。
目的設定の具体化手法
| 目的カテゴリ | 具体的な設定例 | 測定指標 |
|---|---|---|
| 認知向上 | 「30代女性に商品名を覚えてもらう」 | 再生数・リーチ数 |
| 売上増加 | 「資料請求を月50件増やす」 | CVR・売上額 |
| 採用強化 | 「エンジニア応募を20%増加」 | 応募数・質 |
| ブランディング | 「信頼性の向上を図る」 | ブランド調査・認知度 |
ターゲット設定では「ペルソナの詳細化」が重要です。
「30代女性」ではなく「30代後半、子育て中、パート勤務、時短を重視する女性」まで具体化しましょう。詳細なペルソナがあれば、制作会社も効果的な動画企画を提案できます。
②適正価格の見極め方と予算オーバーを避けるコツ
予算オーバーの多くは「相場知識の不足」が原因です。
適正価格を知らずに依頼すると、相場の2〜3倍を請求される場合があるからです。
動画種類別の適正価格帯
| 動画種類 | 適正価格帯 | 価格を左右する要因 |
|---|---|---|
| 企業紹介動画 | 50〜150万円 | 撮影日数・出演者数・ロケ地数 |
| 商品紹介動画 | 30〜100万円 | 商品撮影の複雑さ・アニメーション有無 |
| 採用動画 | 40〜120万円 | インタビュー人数・オフィス撮影規模 |
| YouTube動画 | 10〜50万円 | 編集の凝り方・撮影場所 |
多くの追加費用は、この確認不足が原因です。また、契約前に「追加費用が発生する条件」を文書で明確にしておくことで、予算オーバーを防げます。
③コミュニケーション不足による失敗を防ぐ具体策
コミュニケーション不足は最も多い失敗原因です。
「なんとなく伝わるだろう」という思い込みが、期待と全く違う動画を生み出してしまうからです。
効果的な依頼手法
- 参考動画を最低3本用意する。そして「この部分は取り入れたい」「この部分は避けたい」を明確に伝える。言葉だけでは伝わらないイメージも、具体例があれば共有できます。
- 制作過程で「中間確認」を設定する。企画→絵コンテ→撮影→編集の各段階で確認を行い、大きなズレを防ぐ。
- 週1回、10分程度のオンラインミーティングを設定して、進捗状況と懸念事項を共有。
④品質担保のための進行管理テクニック
品質の高い動画制作には適切な進行管理が欠かせません。
スケジュール管理の甘さが品質低下の原因になるからです。
効果的な進行管理手法
| 工程 | 期間目安 | 確認ポイント | 遅延リスク対策 |
|---|---|---|---|
| 企画・構成 | 1〜2週間 | コンセプトの合意 | 早期の方向性確定 |
| 絵コンテ作成 | 1週間 | 具体的な映像イメージ | 参考動画での認識合わせ |
| 撮影準備 | 1〜2週間 | ロケ地・出演者確定 | バックアップ案の準備 |
| 撮影実施 | 1〜3日 | 必要カットの取得 | 予備日の設定 |
| 編集作業 | 2〜4週間 | 中間版での確認 | 修正回数の事前合意 |
特に重要なのが「バッファ時間の確保」です。
⑤効果測定と改善のためのPDCAサイクル
動画制作は完成がゴールではありません。
効果測定と改善を継続することで、投資対効果を最大化できるからです。
効果測定の重要指標
| 目的 | 主要指標 | 補助指標 | 改善アクション |
|---|---|---|---|
| 認知向上 | 再生数・リーチ数 | 視聴完了率・シェア数 | タイトル・サムネイル改善 |
| 売上増加 | CV数・CVR | クリック数・CTR | CTA位置・訴求内容調整 |
| 採用強化 | 応募数・質 | 動画視聴後の行動 | メッセージ内容の見直し |
| ブランディング | ブランド認知度 | 好意度・信頼度 | ストーリー構成の改良 |
継続改善のコツ: まず、公開から1ヶ月後に効果測定を実施しましょう。
十分なデータが蓄積される期間だからです。効果が不十分な場合は、動画の再編集や配信方法の変更を検討します。
また、成功した動画の要因分析も重要です。「なぜこの動画は効果的だったのか」を分析することで、次回制作時のノウハウとして活用できます。継続的な改善により、動画マーケティングの効果を最大化しましょう。
動画作成依頼のガイド|まとめ
動画作成依頼は正しい知識と準備があれば、必ず成功できます。
今回ご紹介した費用相場、制作会社選び、依頼の流れ、コスト削減手法、失敗防止ポイントを実践することで、79%の企業が経験する失敗を確実に避けることができます。
特に重要なのは
- 目的とターゲットの明確化
- 複数社からの相見積もり取得
- 参考動画を使った具体的な要望伝達
- 適切な進行管理とコミュニケーション
です。
これらのポイントを押さえて、投資対効果の高い動画制作を実現してください。
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