ドキュメンタリー動画ってあまり聞きませんよね?でも、企業のブランディングができるなど、広告に頼らない新しい訴求の形として、メリットがとても多く、注目されています。
そこで、今回の記事では、ドキュメンタリー動画を作ってブランディングするメリットと、制作時の注意事項についてお伝えします。
どうぞ最後までご高覧ください。
ドキュメンタリー番組について
![ドキュメンタリー番組について](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/ドキュメンタリー番組について.webp)
もしドキュメンタリー番組に出られたら、本当にブランディングできるのか?
最初に『ドキュメンタリー番組』とは何か?について、考えてみましょう。
ドキュメンタリー番組とは?
![ドキュメンタリー番組とは?](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/03/ドキュメンタリー-2-560315.jpg)
ドキュメンタリーとは「虚構に基づく脚色を加えずに、事実に基づいて作られた番組」です。
なので、ドキュメンタリーというカテゴリーには、自然環境を扱ったもの、リアルお見合い番組、警察の事件現場に密着、など、いろいろな種類の映像があります。
話をわかりやすくするために、ここでは『ドキュメンタリー=人間をメインに取り上げた動画』という定義でお話しをさせて下さい。
有名なドキュメンタリー番組は?
![有名なドキュメンタリー番組は?](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/06/ドキュメンタリー番組.jpg)
たとえば、こんなテレビ番組を見たことはありますか?
どれも人気のある番組ですし、経営者の方なら、誰でも『自分のビジネスのヒントにならないか?』という理由で、一度くらいは見たことがあるかも知れません。
【NHK】
●NHKスペシャル
●プロフェッショナル仕事の流儀
【日本テレビ】
●NNNドキュメント
【TBSテレビ】
●バース・デイ
●情熱大陸
【フジテレビ】
●ザ・ノンフィクション
●NONFIX
【テレビ東京】
●ガイアの夜明け
ここに出てくる人たちは、ほとんど例外なく、優れた経営者や技術者、類まれな功績を残した研究者の方達です。
そして、誰もが納得する実績を持っています。
その実績の裏に隠れた苦悩とその足跡に、視聴者は共感します。そこには尊敬の念が芽生え、「なにかあったら、この人に頼もう!」と思えるほど、高い信頼感が生まれます。
ドキュメンタリー番組に出るメリットは?
![ドキュメンタリー動画ブランディング|そのメリットとは?](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/ドキュメンタリー番組に出るメリットは?.webp)
もしも、自分のドキュメンタリーができたら、こんなメリットがあります。
良いことがたくさんありそうです。
でも、日本国内には、あなたの他にも大きな実績を持っていて、出演を希望している人は、たくさんいます。
もし、チャンスがあったら、逃さず出演しましょう。
ドキュメンタリー番組に出る意味と問題点
![ドキュメンタリー番組に出る意味と問題点](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/ドキュメンタリー番組に出る意味と問題点.webp)
テレビ番組のドキュメンタリーに出演できたら、あなたはその分野での権威性、信頼性、専門性への評価を飛躍的に高めることができます。
つまり、あなた自身が、世の中からブランディングされるということです。
ポイントは3つあります。
一つずつ見ていきましょう。
ビジネスに不可欠なブランディングができる
![ビジネスに不可欠なブランディングができる](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/06/ドキュメンタリーブランディング-.jpg)
もしもあなたが、ビジネスをしている経営者なら、ブランディングがどれほど重要なものか、理解できますよね?
社長さんであれば、誰でも一度くらい「ドキュメンタリー番組に出演して自社のブランディングを高めたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?
でも、同時に、その夢はなかなか叶わない高いハードルであることも想像されていると思います。
出演への高いハードルで高まる価値
テレビのドキュメンタリー 番組は、出演すれば、それだけで、高いステータスが得られます。仮に一度出演しただけでも、会社として素晴らしいブランディングになるでしょう。
そのくらい、テレビ番組に出演した実績には、世間からの高い信頼性が生まれます。
でも、その強い影響力の反面、出演には高いハードルがあります。自分から出演しようと思っても、なかなか出られるような類のものではありません。
![出演への高いハードルで高まる価値](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/03/ハードル560315.jpg)
仮に、あなたが『プロフェッショナル』や『情熱大陸』に出演した人たちと比べて、遜色のない実績を持っていたとしても…です。自分から出ようと思っても出られるものではないし、ましてや、あなたの持っている専門分野が、世の中の流行やタイミングに合わなければ、出演するチャンスは、さらに低くなります。
その上、テレビには、放送倫理規定など、厳しい考査があります。
効果効能を謳うような表現は、絶対にできませんし、たとえば“90%達成!” とか“第一位獲得!”などのような表現には、エビデンスが必要です。告知したくても、できない内容が多く、ほとんどの場合、テレビ出演からのブランディングは難しいのが現状です。
出演オファーは簡単にはかからない
![出演オファーは簡単にはかからない](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/03/順番待ち-1024x538.jpg)
チャンスがあればドキュメンタリー番組に出て『自分のやってきたことをみんなに伝えたい』『自分の活動をもっと世の中に広めたい』という強い思いお持ちの方は多いと思います。
でも、お話しした通り、テレビ番組には、高いハードルがあって、放映できない内容も多いのが事実。
あなたの生き様や活動が、テレビ放映OKの内容で、かつ世の中に「見たい」という需要があっても、出演オファーは簡単にはかかりません。
ドキュメンタリー番組を作るための3つの力
![ドキュメンタリー番組を作るための3つの力](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/ドキュメンタリー番組を作るための3つの力.webp)
それなら、いっそ、自分たちで作って、テレビ局の枠を買えば良いのでは?という選択肢もあります。
その通りです。
ただし、ドキュメンタリー番組を作ってブランディングに繋げる為には、そのほかにも以下3つの力も必要です。
テレビ局とのつながり
ドキュメンタリー制作力
ヒアリングとアドバイス
ひとつずつ見ていきましょう。
テレビ局とのつながり
![テレビ局とのつながり](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/テレビ局とのつながり.webp)
なにより『テレビ局とのつながり』がないと、せっかく作ったものがテレビという媒体の電波に乗せられません。
そもそもテレビの枠は、大手の代理店を通じてしか、買うことはできません。なので、一般の人はおろか、中小の代理店でも枠を買うということはあまりできません。
なので、テレビ局と通じている制作会社などから話を通してもらうなど、正面からではなく、裏口の門をもっていることが必要です。その際、制作料のほかに、テレビ枠を確保する放映料が必要になってしまう場合がありますが、代理店を通した正規の値段よりも、圧倒的に安くなる可能性があるなど、メリットも大きいから、です。
ドキュメンタリー制作力
![ドキュメンタリー制作力](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/03/テレビ取材560315.jpg)
ドキュメンタリーは誰でも作れるものではありません。ある程度の長尺を飽きさせずに、しかも興味深く視聴させ続けるには、しっかりした動画制作スキルが必要だから、です。
なので、もしブランディングを目的としたドキュメンタリー動画を作るのであれば、その力のある制作会社に依頼することをオススメします。
それまでにドキュメンタリーを作った実績や、可能であれば受賞実績を持った会社であれば問題ないでしょう。
事前のヒアリングとアドバイスが必要な理由
![事前のヒアリングとアドバイスが必要な理由](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/事前のヒアリングとアドバイスが必要な理由.webp)
「自分のドキュメンタリーを作って、テレビに出たい」というあなたの希望を叶えてくれる制作会社が見つかったとしても、かならずテレビ放映ができるとは限りません。
その理由は、前述したものも含めて3つあります。
効果効能を謳うような表現は絶対NG
第一位!的な表現にはエビデンスが必要
スポンサーが付かないと放映できない
せっかく作ったドキュメンタリーが、放映できなかったらガッカリです。
YouTubeやSNSなどで使えば、それだけでも大きなブランディング効果が得られるので、まったくの無駄にならないけど、テレビ放映されると思って作っていたのに放映されなかったら、すごく残念ですよね?
なので、事前に「これならテレビ放映OK」と、わかってから作った方が安全。事前に確認できる会社に、動画制作をお願いするのがベストです。
ドキュメンタリーに必要な人間の要素とは?
![ドキュメンタリーに必要な人間の要素とは?](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/ドキュメンタリーに必要な人間の要素とは?.webp)
ドキュメンタリーを作るために必要な要素はいくつもあります。ただ『すごい人』だけでは、面白い番組にはなりません。
ここでは、ドキュメンタリーに必要な最低限の3つの要素をお伝えします。その3つとは
(1)誰もが納得する実績とドラマ
(2)消えない情熱と魅力
(3)反社会勢力でないこと
です。
一つずつ見ていきましょう。
誰もが納得する実績とドラマ
![誰もが納得する実績とドラマ](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/03/ドキュメンタリー-2-560315.jpg)
誰もが納得する実績は、ドキュメンタリー出演には最低限必要です。
でも視聴者が本当に知りたいのは成功までの道のり。
成功までの葛藤、そして挫折を乗り越えたキッカケなどのドラマです。
消えない情熱と魅力
![消えない情熱と魅力](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/消えない情熱と魅力.webp)
面白い人である必要ではなく、性格的に引っ込み思案でも構いません。
視聴者を惹きつけるのは、あなたの挑戦と情熱。
あなたを魅力的に見せるために、あなたの熱く挑戦する姿勢は必要です。
反社会勢力でないこと
![反社会勢力でないこと](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/反社会勢力でないこと.webp)
テレビのユーザーは視聴者。
誰もが納得する人物である必要があります。
どんなに実績があっても、テレビというメディアで紹介するためには、反社会勢力でないことが絶対条件です。
ドキュメンタリー動画ブランディングとは?まとめ
![ドキュメンタリー動画ブランディングとは?まとめ](https://y-lab.work/wp-content/uploads/2022/08/ドキュメンタリー動画ブランディングとは?まとめ.webp)
ドキュメンタリー動画をブランディングに使うとどうなるのか?について、お伝えしました。まとめると
テレビ局とのつながり
ドキュメンタリー制作力
ヒアリングとアドバイス
効果効能を謳う表現は絶対NG
第1位!表現にはエビデンスが必要
スポンサーがいないと放映が困難
(1)誰もが納得する実績とドラマ
(2)消えない情熱と魅力
(3)反社会勢力でないこと
でした。
ドキュメンタリー番組に出る為に実績はもちろん必要ですが、その人に人間としての魅力がないと成立しません。
魅力とは、虚勢を張った『強さ』ではありません。むしろ、その人の弱さや本音部分にあります。
その本音部分が見えた時に、その弱さが魅力となり、親近感を作ります。そして、その魅力が、ドキュメンタリーとしての面白さを増す強さになります。
ドキュメンタリーは『人の魅力』で決まるのです。
もし、あなたもチャンスがあれば、ぜひドキュメンタリー動画でブランディングすることをオススメします。
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