YouTube運用代行|費用相場と外注のメリットデメリットも

YouTube運用代行|費用相場と外注のメリットデメリットも

YouTube運用を代行会社に丸投げしたい!

そう思った企業担当者の方は、いませんか?

もしも、あなたがそう思っていても不思議ではありません。

なぜなら、全部の作業をやるのは、とても大変だから。

慣れない仕事をすることで、本来の業務に支障が出たら問題ですよね?

アートボード-2-のコピー-300x277.png編集長

自分で企画から考えて作るのは大変です

ディレクター-300x298.pngディレクター

毎週のことだし、クオリティの面でも心配です

そこで、今回は、YouTube運用代行について

●運用を外注するメリットデメリット
●運用代行は、具体的にどんなことをしてくれるのか?
●料金プランは?
●依頼する制作会社の選び方は?
●おすすめのYouTube運用代行会社は?

をお伝えする記事です。

どうぞ、最後までご高覧ください。

目次

YouTube運用代行|内製と外注の比較

YouTubeの動画制作を内製するか?外注するか?

まずは、簡単な比較表で検討しましょう。

項目企業へ外注個人へ外注内製化
品質高品質個人による社内人材次第
外注費コスト高い普通安い
内製費コスト高い
納品後の修正都度依頼の手間都度依頼の手間やりやすい
オススメの人は?全てを任せたい企業予算のない個人自社で制作してみたい

それでは、次に、YouTubeの運用を外注した場合のメリットとデメリットについて、それぞれ見ていきましょう。

YouTube運用代行を外注するメリット

YouTube運用代行のメリット

YouTube運用代行を外部に発注するメリットには、どんなものがあるのか?

ここでは、大きく3つを取り上げてご紹介します。

YouTube運用代行を外注するメリット

①運用クオリティが高い
②自社の人的リソースが必要ない
③パソコンなどのハードやソフトが不要

一つずつ見ていきましょう。

①運用クオリティが高い

YouTube運用のノウハウや経験が自社にないなら、外注がオススメです。

日々、動画のSEOや、撮影、動画編集を仕事で、日常的にやっている人に、趣味でYouTubeをしていても、なかなか太刀打ちするのは難しい…と想像できます。

結局は、時間をお金で買うという感覚で、YouTube運用代行をお願いした方が、品質も高く、長く継続することができます。

YouTubeのノウハウや経験が自社にないなら外注一択

②自社の人的リソースが必要ない

YouTubeの運用を全部自社でおこなえれば、外注予算がかからず、理想的です。

一方で、人的リソースが必要で、担当社員の負担も大きく、YouTube運用のスキルを身に付ける、時間も教育コストもかかります。

その点、YouTubeの運用を外注すれば、社員をメイン業務に集中させることができて、人的リソースを節約できます。

新たに人を雇うより、外注した方が安くて良いものができる

③パソコンなどのハードやソフトが不要

YouTubeの運用には、パソコンや動画編集ソフトも必要です。

動画編集は、パソコンを使う作業のなかでも、かなり負荷が高く、その分高スペックのPCが必要。

その点、運用代行をお願いしてしまえば、そういった初期コストは一切不要です。

YouTube運用代行のデメリット

YouTube運用代行のデメリット

次に、YouTubeの運用代行のデメリットについてご紹介します。

YouTube運用代行を外注するデメリット

❶外注コストがかかる
❷完成イメージと一致しないケース
❸自社に動画編集のノウハウが蓄積されない

❶外注コストがかかる

1番のデメリットは、外注コストです。

内製化できれば、外注費は1円もかからないので、できればそうしたい、ですよね?

しかし、内製化した場合、『機材+編集ソフトの購入費』『人件費』『クオリティ』の問題があります。

そのあたり、十分な検討が必要です。

●外注コストはデメリットだが、導入コストも莫大になる

❷完成イメージと一致しないケース

外注した場合のデメリット2番目は、依頼者のイメージとかけ離れた動画になる可能性がある点です。

YouTube編集の完成イメージをしっかり伝えないと、起きるケースです。

依頼する側の完成イメージが曖昧だと、クオリティが下がる可能性がある

ただし、こうしたトラブルは、ビジネスの内容を十分理解して、企画構成できる外注先を探すことで、回避することができます。

❸自社に動画編集のノウハウが蓄積されない

3つ目のデメリットは、YouTube編集のノウハウが、自社に蓄積されないこと、です。

動画コンテンツを内製できることは、とても魅力的です。

動画マーケティングには、将来性もあるので、動画を本格的にやるなら、早い段階での内製化も悪い選択ではありません。

ポイントは、最終的にどうしたいか?とい経営者の判断ですね。

自社内の将来像を十分に吟味して、自社か?外注か?を判断しよう

YouTube運用代行はどこまで頼める

ここでは、YouTube運用代行を依頼した場合、具体的にどこまで頼めるのか?を解説します。

運用代行を請け負った会社は、下記表の(1)〜(6)の仕事に着手します。

また、(7)(8)は、オプションで、お願いすることができます。

作業フェーズサービス内容
準備
(1)チャンネル設計動画SEO対策として、キーワードの選定をおこなう
(2)企画チャンネル設計に合わせた企画を立案
制作
(3)撮影企画に基づいたスケジュールにあわせて実施
(4)編集カット編集、テロップ、BGM
上位表示を
狙う施策
(5)投稿作業SEO対策として、タイトル、サムネイル、説明文、タグの設定など、
動画が検索上位表される施策の実施
(6)効果測定YouTubeアナリティクスを使った検証と修正
オプション施策
(7)クロス媒体で
認知度アップ
YouTubeの動画を別のSNSに使って、効率的に認知度拡大を目指す
(8)記事作成YouTubeの内容を元に記事をコンテンツ化

一つずつ、解説します。

(1)チャンネル設計

まずは、どんなYouTubeチャンネルにするのか?を設計します。

●どんなターゲットにするのか?
●ターゲットの悩みはなにか?
●どんなキーワードを設定するのか?

適当に初めたら、適当な結果しか出ません。

なので、最短距離で効率よく結果を出すための戦略性をもって、チャンネルの方向性を決めていきます。

無計画は失敗を計画すること

キーワード調査や、競合チャンネル分析などの、YouTubeSEO(VSEO)対策を自社でおこなうノウハウをもっている企業は、それほど多くありません。

ここからスタートできることは、外注の大きな強みです。

(2)企画

次に、(1)でおこなったチャンネル設計に基づき、動画の企画を作っていきます。

ここで軸になるのは、キーワードです。

キーワードには、ユーザーの悩みが含まれています。その悩みを解決する動画を中心に、企画の提案がされます。

チャンネル設計に基づいた企画を<月4〜8本>提案

(3)撮影

次に、企画に基づいて、撮影スケジュールを立てます。

チャンネルを持つ企業内で、すべての出演者や撮影場所が確保できれば、ほぼ問題ありません。

が、出演者がいない、自社で撮影できないケースも少なくありません。

そんな場合にも、演者の手配とスケジュール調整、撮影場所の確認をしていきます。

カメラ、照明、マイクなどのプロ機材を用意するほか、人、場所なども配慮される

(4)編集

動画編集は、制作過程の中でも、とても時間のかかるフェーズです。

不要な部分をカットするオフライン編集、テロップ、BGMを入れた動画演出のオンライン編集作業です。

およそ1分の動画を完全に仕上げるには、約1日必要です。

(5)投稿作業

投稿作業は、完成した動画をYouTubeにアップするだけ、ではありません。

このフェーズでは、投稿時に、SEO対策として、主に次の作業をおこないます。

❶タイトル❷サムネイル❸説明文❹タグ
キーワードを考慮したタイトルの考案クリックしたくなる魅力的な看板作成動画の内容をアルゴリズムに伝える検索や関連動画に表示されやすくする

これらは、すべて動画が検索上位表されるためのSEO対策です。

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(6)効果測定

動画を上げたら、それで終わりではありません。

むしろ、そこからがスタート

下記、YouTubeアナリティクスを使った5つの指標をもとに、改善点を見つけて、動画を修正していきます。

指標場所見るべきポイント
インプレッショントラフィックソースの右側に表示検索結果に表示された回数をチェック
クリック率トラフィックソースの右側に表示表示された後、クリックされた率をチェック
視聴者視聴者をクリック国や年齢や性別をチェック
視聴維持率エンゲージメント最後まで動画を見た人の割合
トラフィックソースリーチボタンを押して表示どこのサイトを経由して動画が見られたか?

(7)クロス媒体で認知度アップ

オプションになりますが、YouTube用の動画を別のSNSでも使います。

元々、ヨコ画角で撮影したものを、タテ画角でも使えるように配慮して撮影したおけば、一つの素材で、下記6つに流用して使うことができます。

SNSクロスプラットフォーム

このやり方は、効率的に拡散させて、認知度を高められるメリットがあります。

●一つの企画・素材を多くのプラットフォームで使えて効率的
●視聴者が使うメインのSNSに投稿できるので、認知度が高まる
●オプションで記事作成をすることもできる

(8)コンテンツ記事作成

上記の写真に記載したように、さらにオプションで、YouTubeの内容を書き起こして、オウンドメディアに記事を書いてくれるサービスもあります。

YouTubeで語っていることを元に、SEOを熟知したライターが書くので、キーワードによっては、上位表示も可能です。

検索結果で上位表示できれば、そこからの問合せも期待できるので、運用代行をお願いするときは、そういったサービスがあるか?も問合せてみることをお勧めします。

自社サイトにコンテンツ記事としても流用できる

YouTube運用代行の費用相場

YouTube運用代行の費用相場

YouTube運用代行を外注したときの費用相場は以下の通りです。

YouTube運用代行の費用相場

(1)動画制作会社へ依頼した場合
(2)個人(フリーランス)へ依頼した場合
(3)制作会社と個人、どちらがおすすめ?

それぞれの費用相場を見てみましょう。

(1)動画制作会社への依頼相場

YouTubeを月8本のペースで投稿した場合、動画制作会社の費用相場は、下記の通りです。

項目概要単価本数合計
準備費キーワード選定@50,000一式50,000
企画企画と台本作成@15,000 ×8本120,000
撮影1ヶ月分まとめ撮り@80,000×1日80,000
編集動画編集@20,000×8本160,000
投稿・効果測定サムネイル・タグ設定などSEO施策@6,000×8本48,000
月8本の場合合計458,000
動画尺=10分以内|1ヶ月あたり

注意したい点は、契約は3〜6ヶ月間の定期契約になること。

また、企画は自分たちでやる。撮影も自分でやるから、編集だけお願いしたい、という依頼の仕方もあります。

企画だけ、撮影だけという部分的な依頼も可能

(2)個人(フリーランス)への依頼相場

では、個人の依頼先を探した場合は、どうでしょうか?

筆者が、過去にクラウドソーシングサイトを使って、外注した時のYouTube編集代行費用を記載します。

項目概要単価本数合計
企画1本@30,000 ×8本240,000
撮影1ヶ月分まとめ撮り@60,000×1日60,000
編集編集のみ@15,000×8本120,000
合計100,000
動画尺=10分以内|1ヶ月あたり

個人依頼の場合は、1本から、1日だけ、という単位でも、お願いできるのがメリット。

それぞれの単価は、企業にお願いした場合と、大差がなかった印象です。また、個人への依頼の場合、SEO施策や効果測定などまでお願いできるケースは、多くありません。

依頼する人によって、もっと安い場合も、高い場合もあって、費用はまちまち。編集1本2,000円〜の人もいる一方で、評価の高い個人(フリーランス)は、1万円以上の場合もある

>> フリーランスを採用する際のプロが見ているポイントは?

(3)制作会社と個人、どちらがおすすめ?

結論から言うと

●継続的な運用代行なら=制作会社
●部分的、単発的の発注=個人

です。

項目制作会社個人
費用面やや高め低〜高
クオリティ高く安定人による
信頼感あり人による

それぞれに、良さがありますが、制作会社には、品質の高さや、連絡が取れなくなるなどの不安はありません。

一方で、個人でもクオリティの高い人はいますが、連絡が取れなくなる不安は、拭いきれません。

YouTube運用代行を選ぶ3つのポイント

YouTube運用代行を選ぶ3つのポイント

YouTube編集の外注先の探し方とポイントについてご紹介します。

外注先の探す3つのポイント

<1>編集実績やノウハウがあるか?
<2>テレビ番組制作などプロの現場での動画編集実績があるか?
<3>高いコミュニケーション力と細やかな顧客対応があるか

<1>編集実績があるか?

外注先は、編集実績が重要なポイントです。

動画制作会社の場合、ホームページでYouTubeの実績やノウハウがアピールされているか?をチェックしましょう。

個人(フリーランス)に外注するなら、ポートフォリオのチェックは必須です。ポートフォリオから、過去のYouTube編集の実績や、作品を確認しましょう。

制作会社のチェックポイント

ホームページの実績をチェック

個人ののチェックポイント

ポートフォリオをチェック

どちらも動画編集スキルとともに、自社にマッチしている動画か?を、判断しよう

<2>テレビ番組制作などプロの現場での動画編集実績があるか?

プロの現場での動画編集実績があるかは、外注先を探す上で重要な判断材料になります。

テレビ番組制作など、数百万、場合によっては数千万人が視聴する動画編集を行ってきた実績があれば、クオリティの高いYouTube編集が期待できるから、です。

多くの視聴者に見てもらっている動画作りをしていれば、成果の出る運用代行ができる

<3>高いコミュニケーション力と細やかな顧客対応があるか

外注したからといって、必ずしも完成イメージ通りになるとは限らない、と前述しました。

こうしたリスク回避は、コミュニケーション対応にも秀でている外注先であれば、心配ありません。

ただし

×愛想が良いだけ
◯要望を形にする提案力

と言う点に、注意が必要です。

たとえ発注側の完成イメージがあいまいでも、具体的な形にしてくれる制作会社は、とても心強いものです。

自社のビジネス・事業についても高い理解力を示し、コンセプトやアピールポイントなどをYouTube編集に反映できる外注先を探しましょう。

【厳選】YouTube運用代行9選

YouTube運用代行ができる会社を9社まとめてみました。

(1)サムシングファン
(2)Crevo
(3)WIQOMEDIAN
(4)フロンティアチャンネル
(5)Lumii
(6)aquwa
(7)ジーアングル
(8)GJC
(9)ワイラボ

こちらの記事で詳しくご紹介しています。

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ここでは、3社について、事例を紹介します。

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YouTubeの運用代行を外注した際にかかる費用相場、メリットや外注先の探し方についてご紹介しました。

正直、YouTube編集も、個人で楽しむのなら別ですが、会社で続けていくのは大変です。

どうしても時間がかかるから、です。

なので、最終的に自社でノウハウを蓄積したいか?時間をお金で買ってプロの手に頼るか?どちらかの選択を責任者がすることになります。

\YouTube運用代行お試し1本から受付/

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

動画制作や映像・撮影機材・Adobe製品の専門メディア『VideoLab』

YouTube運用代行|費用相場と外注のメリットデメリットも

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