YouTube運用を代行会社に丸投げしたい!
そう思った企業担当者の方は、いませんか?
もしも、あなたがそう思っていても不思議ではありません。
なぜなら、全部の作業をやるのは、とても大変だから。
慣れない仕事をすることで、本来の業務に支障が出たら問題ですよね?
自分で企画から考えて作るのは大変です
毎週のことだし、クオリティの面でも心配です
そこで、今回は、YouTube運用代行について
●運用を外注するメリットデメリット
●運用代行は、具体的にどんなことをしてくれるのか?
●料金プランは?
●依頼する制作会社の選び方は?
●おすすめのYouTube運用代行会社は?
をお伝えする記事です。
どうぞ、最後までご高覧ください。
YouTube運用代行|内製と外注の比較
YouTubeの動画制作を内製するか?外注するか?
まずは、簡単な比較表で検討しましょう。
項目 | 企業へ外注 | 個人へ外注 | 内製化 |
---|---|---|---|
品質 | 高品質 | 個人による | 社内人材次第 |
外注費コスト | 高い | 普通 | 安い |
内製費コスト | 高い | ||
納品後の修正 | 都度依頼の手間 | 都度依頼の手間 | やりやすい |
オススメの人は? | 全てを任せたい企業 | 予算のない個人 | 自社で制作してみたい |
それでは、次に、YouTubeの運用を外注した場合のメリットとデメリットについて、それぞれ見ていきましょう。
YouTube運用代行を外注するメリット
YouTube運用代行を外部に発注するメリットには、どんなものがあるのか?
ここでは、大きく3つを取り上げてご紹介します。
①運用クオリティが高い
②自社の人的リソースが必要ない
③パソコンなどのハードやソフトが不要
一つずつ見ていきましょう。
①運用クオリティが高い
YouTube運用のノウハウや経験が自社にないなら、外注がオススメです。
日々、動画のSEOや、撮影、動画編集を仕事で、日常的にやっている人に、趣味でYouTubeをしていても、なかなか太刀打ちするのは難しい…と想像できます。
結局は、時間をお金で買うという感覚で、YouTube運用代行をお願いした方が、品質も高く、長く継続することができます。
②自社の人的リソースが必要ない
YouTubeの運用を全部自社でおこなえれば、外注予算がかからず、理想的です。
一方で、人的リソースが必要で、担当社員の負担も大きく、YouTube運用のスキルを身に付ける、時間も教育コストもかかります。
その点、YouTubeの運用を外注すれば、社員をメイン業務に集中させることができて、人的リソースを節約できます。
③パソコンなどのハードやソフトが不要
YouTubeの運用には、パソコンや動画編集ソフトも必要です。
動画編集は、パソコンを使う作業のなかでも、かなり負荷が高く、その分高スペックのPCが必要。
その点、運用代行をお願いしてしまえば、そういった初期コストは一切不要です。
YouTube運用代行のデメリット
次に、YouTubeの運用代行のデメリットについてご紹介します。
❶外注コストがかかる
❷完成イメージと一致しないケース
❸自社に動画編集のノウハウが蓄積されない
❶外注コストがかかる
1番のデメリットは、外注コストです。
内製化できれば、外注費は1円もかからないので、できればそうしたい、ですよね?
しかし、内製化した場合、『機材+編集ソフトの購入費』『人件費』『クオリティ』の問題があります。
そのあたり、十分な検討が必要です。
❷完成イメージと一致しないケース
外注した場合のデメリット2番目は、依頼者のイメージとかけ離れた動画になる可能性がある点です。
YouTube編集の完成イメージをしっかり伝えないと、起きるケースです。
依頼する側の完成イメージが曖昧だと、クオリティが下がる可能性がある
ただし、こうしたトラブルは、ビジネスの内容を十分理解して、企画構成できる外注先を探すことで、回避することができます。
❸自社に動画編集のノウハウが蓄積されない
3つ目のデメリットは、YouTube編集のノウハウが、自社に蓄積されないこと、です。
動画コンテンツを内製できることは、とても魅力的です。
動画マーケティングには、将来性もあるので、動画を本格的にやるなら、早い段階での内製化も悪い選択ではありません。
ポイントは、最終的にどうしたいか?とい経営者の判断ですね。
自社内の将来像を十分に吟味して、自社か?外注か?を判断しよう
YouTube運用代行はどこまで頼める
ここでは、YouTube運用代行を依頼した場合、具体的にどこまで頼めるのか?を解説します。
運用代行を請け負った会社は、下記表の(1)〜(6)の仕事に着手します。
また、(7)(8)は、オプションで、お願いすることができます。
作業フェーズ | サービス | 内容 |
---|---|---|
(1)チャンネル設計 | 動画SEO対策として、キーワードの選定をおこなう | |
(2)企画 | チャンネル設計に合わせた企画を立案 | |
(3)撮影 | 企画に基づいたスケジュールにあわせて実施 | |
(4)編集 | カット編集、テロップ、BGM | |
狙う施策 | (5)投稿作業 | SEO対策として、タイトル、サムネイル、説明文、タグの設定など、 動画が検索上位表される施策の実施 |
(6)効果測定 | YouTubeアナリティクスを使った検証と修正 | |
(7)クロス媒体で 認知度アップ | YouTubeの動画を別のSNSに使って、効率的に認知度拡大を目指す | |
(8)記事作成 | YouTubeの内容を元に記事をコンテンツ化 |
一つずつ、解説します。
(1)チャンネル設計
まずは、どんなYouTubeチャンネルにするのか?を設計します。
●どんなターゲットにするのか?
●ターゲットの悩みはなにか?
●どんなキーワードを設定するのか?
適当に初めたら、適当な結果しか出ません。
なので、最短距離で効率よく結果を出すための戦略性をもって、チャンネルの方向性を決めていきます。
無計画は失敗を計画すること
キーワード調査や、競合チャンネル分析などの、YouTubeSEO(VSEO)対策を自社でおこなうノウハウをもっている企業は、それほど多くありません。
ここからスタートできることは、外注の大きな強みです。
(2)企画
次に、(1)でおこなったチャンネル設計に基づき、動画の企画を作っていきます。
ここで軸になるのは、キーワードです。
キーワードには、ユーザーの悩みが含まれています。その悩みを解決する動画を中心に、企画の提案がされます。
(3)撮影
次に、企画に基づいて、撮影スケジュールを立てます。
チャンネルを持つ企業内で、すべての出演者や撮影場所が確保できれば、ほぼ問題ありません。
が、出演者がいない、自社で撮影できないケースも少なくありません。
そんな場合にも、演者の手配とスケジュール調整、撮影場所の確認をしていきます。
(4)編集
動画編集は、制作過程の中でも、とても時間のかかるフェーズです。
不要な部分をカットするオフライン編集、テロップ、BGMを入れた動画演出のオンライン編集作業です。
(5)投稿作業
投稿作業は、完成した動画をYouTubeにアップするだけ、ではありません。
このフェーズでは、投稿時に、SEO対策として、主に次の作業をおこないます。
❶タイトル | ❷サムネイル | ❸説明文 | ❹タグ |
---|---|---|---|
キーワードを考慮したタイトルの考案 | クリックしたくなる魅力的な看板作成 | 動画の内容をアルゴリズムに伝える | 検索や関連動画に表示されやすくする |
これらは、すべて動画が検索上位表されるためのSEO対策です。
(6)効果測定
動画を上げたら、それで終わりではありません。
むしろ、そこからがスタート
下記、YouTubeアナリティクスを使った5つの指標をもとに、改善点を見つけて、動画を修正していきます。
指標 | 場所 | 見るべきポイント |
---|---|---|
インプレッション | トラフィックソースの右側に表示 | 検索結果に表示された回数をチェック |
クリック率 | トラフィックソースの右側に表示 | 表示された後、クリックされた率をチェック |
視聴者 | 視聴者をクリック | 国や年齢や性別をチェック |
視聴維持率 | エンゲージメント | 最後まで動画を見た人の割合 |
トラフィックソース | リーチボタンを押して表示 | どこのサイトを経由して動画が見られたか? |
(7)クロス媒体で認知度アップ
オプションになりますが、YouTube用の動画を別のSNSでも使います。
元々、ヨコ画角で撮影したものを、タテ画角でも使えるように配慮して撮影したおけば、一つの素材で、下記6つに流用して使うことができます。
このやり方は、効率的に拡散させて、認知度を高められるメリットがあります。
(8)コンテンツ記事作成
上記の写真に記載したように、さらにオプションで、YouTubeの内容を書き起こして、オウンドメディアに記事を書いてくれるサービスもあります。
YouTubeで語っていることを元に、SEOを熟知したライターが書くので、キーワードによっては、上位表示も可能です。
検索結果で上位表示できれば、そこからの問合せも期待できるので、運用代行をお願いするときは、そういったサービスがあるか?も問合せてみることをお勧めします。
YouTube運用代行の費用相場
YouTube運用代行を外注したときの費用相場は以下の通りです。
(1)動画制作会社へ依頼した場合
(2)個人(フリーランス)へ依頼した場合
(3)制作会社と個人、どちらがおすすめ?
それぞれの費用相場を見てみましょう。
(1)動画制作会社への依頼相場
YouTubeを月8本のペースで投稿した場合、動画制作会社の費用相場は、下記の通りです。
項目 | 概要 | 単価 | 本数 | 合計 |
---|---|---|---|---|
準備費 | キーワード選定 | @50,000 | 一式 | 50,000 |
企画 | 企画と台本作成 | @15,000 | ×8本 | 120,000 |
撮影 | 1ヶ月分まとめ撮り | @80,000 | ×1日 | 80,000 |
編集 | 動画編集 | @20,000 | ×8本 | 160,000 |
投稿・効果測定 | サムネイル・タグ設定などSEO施策 | @6,000 | ×8本 | 48,000 |
月8本の場合 | 合計 | 458,000 |
注意したい点は、契約は3〜6ヶ月間の定期契約になること。
また、企画は自分たちでやる。撮影も自分でやるから、編集だけお願いしたい、という依頼の仕方もあります。
(2)個人(フリーランス)への依頼相場
では、個人の依頼先を探した場合は、どうでしょうか?
筆者が、過去にクラウドソーシングサイトを使って、外注した時のYouTube編集代行費用を記載します。
項目 | 概要 | 単価 | 本数 | 合計 |
---|---|---|---|---|
企画 | 1本 | @30,000 | ×8本 | 240,000 |
撮影 | 1ヶ月分まとめ撮り | @60,000 | ×1日 | 60,000 |
編集 | 編集のみ | @15,000 | ×8本 | 120,000 |
合計 | 100,000 |
個人依頼の場合は、1本から、1日だけ、という単位でも、お願いできるのがメリット。
それぞれの単価は、企業にお願いした場合と、大差がなかった印象です。また、個人への依頼の場合、SEO施策や効果測定などまでお願いできるケースは、多くありません。
依頼する人によって、もっと安い場合も、高い場合もあって、費用はまちまち。編集1本2,000円〜の人もいる一方で、評価の高い個人(フリーランス)は、1万円以上の場合もある
(3)制作会社と個人、どちらがおすすめ?
結論から言うと
●継続的な運用代行なら=制作会社
●部分的、単発的の発注=個人
です。
項目 | 制作会社 | 個人 |
---|---|---|
費用面 | やや高め | 低〜高 |
クオリティ | 高く安定 | 人による |
信頼感 | あり | 人による |
それぞれに、良さがありますが、制作会社には、品質の高さや、連絡が取れなくなるなどの不安はありません。
一方で、個人でもクオリティの高い人はいますが、連絡が取れなくなる不安は、拭いきれません。
YouTube運用代行を選ぶ3つのポイント
YouTube編集の外注先の探し方とポイントについてご紹介します。
<1>編集実績やノウハウがあるか?
<2>テレビ番組制作などプロの現場での動画編集実績があるか?
<3>高いコミュニケーション力と細やかな顧客対応があるか
<1>編集実績があるか?
外注先は、編集実績が重要なポイントです。
動画制作会社の場合、ホームページでYouTubeの実績やノウハウがアピールされているか?をチェックしましょう。
個人(フリーランス)に外注するなら、ポートフォリオのチェックは必須です。ポートフォリオから、過去のYouTube編集の実績や、作品を確認しましょう。
ホームページの実績をチェック
ポートフォリオをチェック
<2>テレビ番組制作などプロの現場での動画編集実績があるか?
プロの現場での動画編集実績があるかは、外注先を探す上で重要な判断材料になります。
テレビ番組制作など、数百万、場合によっては数千万人が視聴する動画編集を行ってきた実績があれば、クオリティの高いYouTube編集が期待できるから、です。
多くの視聴者に見てもらっている動画作りをしていれば、成果の出る運用代行ができる
<3>高いコミュニケーション力と細やかな顧客対応があるか
外注したからといって、必ずしも完成イメージ通りになるとは限らない、と前述しました。
こうしたリスク回避は、コミュニケーション対応にも秀でている外注先であれば、心配ありません。
ただし
×愛想が良いだけ
◯要望を形にする提案力
と言う点に、注意が必要です。
たとえ発注側の完成イメージがあいまいでも、具体的な形にしてくれる制作会社は、とても心強いものです。
自社のビジネス・事業についても高い理解力を示し、コンセプトやアピールポイントなどをYouTube編集に反映できる外注先を探しましょう。
【厳選】YouTube運用代行9選
YouTube運用代行ができる会社を9社まとめてみました。
(1)サムシングファン
(2)Crevo
(3)WIQOMEDIAN
(4)フロンティアチャンネル
(5)Lumii
(6)aquwa
(7)ジーアングル
(8)GJC
(9)ワイラボ
こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ここでは、3社について、事例を紹介します。
A社様の場合YouTube運用代行・まとめ
YouTubeの運用代行を外注した際にかかる費用相場、メリットや外注先の探し方についてご紹介しました。
正直、YouTube編集も、個人で楽しむのなら別ですが、会社で続けていくのは大変です。
どうしても時間がかかるから、です。
なので、最終的に自社でノウハウを蓄積したいか?時間をお金で買ってプロの手に頼るか?どちらかの選択を責任者がすることになります。
\YouTube運用代行お試し1本から受付/
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!