YouTubeの再生回数と収入の関連は?
トップクラスのYouTuberは、サラリーマンの平均年収を大きく上回る収入を得ています。
だからといって安易に参入しても、上手くいかないのが、YouTubeの世界。
興味はあるけど、やれるかどうか悩んでいる
という人も多いですよね?
そこで今回は
●YouTubeの再生回数と収入の関連
●YouTubeで稼ぐためのスキル
をご紹介する記事です。
YouTubeで、収益を得て、動画の再生回数と広告収入の関連について『1再生いくら稼ぐことができるのか?』などをご紹介します。
1. YouTubeの再生回数と収入の仕組み
YouTubeには、いくつかの収益方法があります。
ここでは、まず『広告収入』に関して、見てみましょう。
YouTubeの再生回数と収入 ①収入の第一歩!広告掲載の条件

YouTubeの収益の大部分は、広告料です。
広告が掲載された動画1再生で、いくらという具合に一定の広告料が発生し、投稿者の収入になる仕組みです。
でも、誰でも動画に広告掲載できるわけではありません。
広告の掲載には4つの条件を満たしている必要があります。
それがこちら↓
(1)年齢が18歳以上
(2)投稿した動画の総再生時間が4000時間以上ある(過去12ヶ月)
(3)チャンネル登録者数が1000人以上いる
(4)投稿動画の内容が広告掲載に適している
上記条件を満せば、YouTubeで広告収入を得ることができます!
YouTubeの再生回数と収入 ②YouTubeパートナープログラムへ入ろう
広告掲載の条件を満たしたら、YouTubeパートナープログラムに加入します。
YouTubeパートナープログラム=投稿した動画で収益化ができるプログラム
再生回数による広告収入を得られるようになるだけでなく、YouTubeライブでスーパーチャット(投げ銭制度)も使えるようになります。
収益化方法が広がります
YouTubeの再生回数と収入 ③広告料は1再生いくらか?

動画の1再生回数ごとに発生する広告単価は、投稿内容によって違うけど、だいたい0.1円。なので
再生回数1万回=1,000円の収益
です。
なので、初心者がYouTubeだけの収入で生活をしていくのは、かなりハードルが高いです。
が、YouTubeを副業と考えれば、十分、お小遣いにはなります。
2. YouTubeの再生回数と収入|安定収入を得るには?
ここでは、生活に必要な収入を月20万円と仮定して、YouTubeだけで、暮らしていくにはどうすれば良いか?を考えてみましょう。
❶広告料は1再生いくらか?

動画が1再生で発生する広告単価を0.1円と考えると、毎月の総再生回数が200万回あれば、月20万円稼げます。
が、結論から言って、実現可能性は薄いです
理由は、月20本の動画投稿の場合、1本当たりの再生回数は10万回が目安になるから、です。そう簡単な数字ではありません。
YouTubeのみで生計を立てるには、登録者数は最低でも1万人以上は必要とされている
❷1再生あたりの広告単価を上げるとどうなる?

上記の広告単価0.1円は、あくまで平均的な数字。
広告単価というのは、ジャンルや時期、流行りなどで大きく変動します。
- 金融
- 不動産
- 保険
- 医療
- 転職
など、広告単価の高いジャンルなら、1再生=0.4円というものもあります。YouTubeの再生回数と収入の裏側には、広告単価という要素が大きく関係しています。
❸動画の質の向上で広告単価を上げる!

ほかにも、広告単価を上げる条件として、YouTube動画の時間を長くするという方法もあります。
短い動画よりも長い動画の方が広告単価は高くなる傾向です。
また、8分以上の動画には、ミッドロール広告と言って動画の途中に流す広告を入れることができるため、その分、再生回数ごとに1再生いくらかの収入アップを狙うことができます。
ただし、
長ければ良いというわけではなく『視聴者が動画を最後まで見てくれる』という点が重要。
離脱率が低いほど、良質な動画と判断されて、広告単価も上がる傾向にあるから、です。
いかに視聴者に飽きさせず動画を視てもらうかが、なにより重要です。
3. YouTubeの再生回数と収入|有名YouTuberの収入
YouTuberの具体的な収入は、公開されているわけではありません。
が、平均的な条件で再生回数と広告料を計算すると、登録者数トップ100のYouTuberの年収は、平均して3,000万円以上です。
(1)トップYouTuberの年収は億単位?!

YouTubeで成功を収めたクリエイターの中には、年収が億単位に達する方もいます。
彼らの収入は、広告収益だけでなく、企業とのタイアップや自身のブランド展開など、多岐にわたる収益源から成り立っています。これらの要素が組み合わさることで、驚くべき収入を得ているのです。
子供のなりたい職業ランキングにランクインするのも納得の夢のある職業です!
(2)高収入例: ヒカキンの収入

たとえば、今や世代を問わず認知度があるHIKAKINさんを例に見てみましょう。彼は、日本のYouTuberのパイオニアです。
HIKAKINさんは、4つのチャンネルを持ち、総再生回数100億回以上!という大記録も突破した言わずと知れたトップYouTuber!YouTubeの再生回数も収入|間違いなく、日本のトップYouTuberです。
彼は、商品レビューやゲーム実況、音楽など多彩なコンテンツで人気を博しています。彼のチャンネルは、広告収益だけに止まりません。加えて、テレビ出演や企業とのコラボレーションなど、多方面からの収益を得ています。
そんなHIKAKINさんのYouTubeの年収は推定5億円以上と言われています。
(3)最新トップYouTuber:ISSEI / いっせいの収入

2025年現在、最も注目を集めているYouTuberの一人が「ISSEI / いっせい」さんです。
彼は「やってみた系」の短編動画を中心に活動しています。ユーモアとカリスマ性を兼ね備えたコンテンツで多くのファンを魅了しています。チャンネル登録者数は5,880万人を超え、累計再生回数は329億回以上。推定年収は約17億9,361万円とされています。
これは、今後のYouTubeでの収益化の可能性を示す好例といえます。
4. YouTubeで稼ぐために必要な3つのもの
YouTubeで稼ぐには、動画の質と、動画の作成効率の2つを両立させて、良い動画を、多く投稿する土台が必要です。
そのために必要なのは
<1>マインド
<2>スキル
<3>ツール
です。
<1>マインド
まず、一番必要なのは、なんといってもマインド。
つまり、継続する力
まずは、100投稿を目指せば、アルゴリズム的にも有利になり、さまざまなスキルが身につきます。
<2>スキル
魅力的な動画作りに必要なのは、
- アイデア出す力
- 撮影と編集スキル
- 情報収集力
です。
アイデアがなければ、継続できないし、撮影と編集スキルが遅ければ、投稿の頻度が下がるから、です。
また、世の中の流行を汲み取る情報力も、YouTube投稿には必須のスキルでしょう。
<3>ツール
撮影と編集は、スマホだけでもできるけど、お勧めしません。
その理由は、編集スピードが上がらないから。
なので
- CPU=Core i7以上
- メモリ=最低16GB以上
- グラフィックボード推奨
- 無料でもOK。ただしロゴが出ないもの
- 有料なら『Adobe premiere pro』
- マックなら『Final Cut Pro』
です。
【オススメ①】Adobe premiere pro
premiere proは映画やテレビ業界など映像のプロも多く使う動画編集ソフトです。

premiereの強みは他のAdobe製品との連携です。
IllustratorやPhotoshop、aftereffectなど、ほかのAdobe製品と組み合わせて、より高度な動画を作ることが可能です。
【オススメ②】Final Cut Pro

macOS向けの動画編集ソフト。
macの無料ソフトiMovieの有料版であるFinal Cutは、直感的な操作性から初心者にも扱い易い編集ソフトです。
前述した、HIKAKINさんや、多くのトップYouTuberの方も多く愛用していることでも有名です。
5. 初心者でも月1万円を稼ぐには?現実的な目標設定とは
「YouTubeの再生回数でどれくらい収入になるのか?」
この疑問は、多くの人が最初にぶつかるリアルな関心事です。
中でも「月1万円くらい稼げたら嬉しいな…」というのは、もっとも現実的かつ目標にしやすい金額です。
そこで、この章では、月1万円の収入を目指す目安として
- 月1万円を目指すために必要な再生回数
- 収益化達成までに必要なのは延べ何時間?
- 最短ルートで月1万円を目指す戦略は?
を具体的に解説します。
①月1万円を目指すために必要な再生回数
結論から言うと、月1万円を稼ぐには、月2万〜10万回の再生が必要です。
この開きの理由は、1再生あたりの広告単価が「0.1円〜0.5円」と大きく変動するからです。
たとえば、金融系のコンテンツや長尺の解説動画なら単価は高め。逆にショート動画やエンタメ系は単価が低い傾向があります。
▼月1万円を稼ぐために必要な再生回数(広告単価別)
広告単価(1再生あたり) | 月1万円に必要な再生回数 |
---|---|
0.1円/回 | 100,000回 |
0.3円/回 | 約33,000回 |
0.5円/回 | 20,000回 |
再生回数だけを追いかけても、単価が低ければなかなか収益にはつながりません。逆に、ニッチでも単価が高いジャンルなら、少ない再生数でも安定収益が可能です。
まずは「自分のジャンルでの平均単価」をチェックして、目安の再生回数を逆算するのが現実的な一歩です。
②収益化達成までに必要なのは延べ何時間?
YouTubeで収入を得るためには、まず「収益化の条件」を満たす必要があります。
前述した通り、
- チャンネル登録者数1,000人
- 公開動画の総再生時間4,000時間(過去12ヶ月以内)
です。これらを満たして初めて、広告が表示されるようになります。では、これを達成するためにどれくらいの作業時間が必要なのか?
動画1本の制作には、企画、撮影、編集、アップロード、サムネ作成など、多くの工程があります。
しかも、動画は出しただけでは再生されません。最初は伸び悩むことも多く、分析や改善にも時間がかかります。つまり、収益化までは、趣味ではなく「本気の作業時間」が必要なレベルなんです。
軽い気持ちではなく「時間を投資する覚悟」があれば、その先に収益はついてきます。
③最短ルートで月1万円を目指す戦略は?
「月1万円稼げるようになるには、結局何をすればいいの?」
この疑問に答えるなら、3つのポイントを押さえる必要があります。
ポイント | 内容 |
---|---|
① 収益性高いジャンルを選ぶ | 金融、ビジネス、教育系は広告単価が高く、収益効率が良い。逆にエンタメ系やショート動画は単価が低くなりがち。 |
② 検索流入を意識した構成 | タイトルや説明文にキーワードを入れる、悩み解決型のコンテンツにするなど、検索される導線を意識する。 |
③ 諦めずに継続する | 再生・登録が伸びにくい初期に挫折する人が多いが、地道な継続がアルゴリズム評価と収益化のカギになる。 |
遠回りのように見えても、戦略的にジャンルを選び、地道に積み上げれば、月1万円は十分に現実的な目標です。
YouTubeの再生回数と収入の関連は?まとめ
YouTubeで安定的な収入を得るには、広告収入を上げることが大切です。
そのためには広告収入単価を上げる必要があります。1再生いくらなのかを意識し、動画の質を上げることが重要となってきます。
粘り強く、動画を作成しアップし続けることで、YouTuberとしてのスキルが向上するとともに広告単価や再生回数も向上していきます。
まずは、継続することを第一目標にYouTubeに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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