ショート動画制作とは?バズり確実の作り方と依頼方法

ショート動画制作とは?バズり確実の作り方と依頼方法

ショート動画は、60秒以下の縦型動画で、YouTubeショートとも呼ばれます。

もともと縦型の短尺動画としては、TikTokやInstagram、Facebookのリール動画などが主流でした。

が、今では、YouTubeでもショート動画の機能が使えるようになって、定着してきました。

デジタルマーケティングでも、視聴者の関心を惹きつけ、製品やサービスの認知度を高めるために効果的なツールとして、非常に重要な位置付けになっています。

というわけで、今回は

●ショート動画制作とは?
●ショート動画制作ポイント
●制作方法
●外注した場合のメリット

についてご紹介する記事です。

ショート動画の活用法を学び、自社のマーケティング戦略に取り入れる際の参考にしてください。

目次

ショート動画制作とは?

ショート動画は、60秒以下の短尺動画で、気軽に視聴できることから、人気が高まりました。

ここでは、簡単にショート動画について、基本的なことを見ていきましょう。

❶60秒以内の縦型動画

YouTubeのショート動画は、60秒以内の縦型動画です。

通常のYouTubeとの違いは、下記の通りです。

スマホで、スクロールして視聴できるので、次から次へと違う動画を見たり、同じ動画を繰り返し見たりなど、楽しみ方もさまざまです。

比較
YouTubeショート通常のYouTube
動画の最大尺60秒12時間
視聴スクロールクリック
画面サイズ縦型横型

>> YouTube でショート動画を作成して収益を得る

❷ショート動画はこうして始まった

YouTubeショート動画のスタートは、インドでした。翌年、日本でも利用が開始されて、現在に至ります。

2020年9月=インドで初公開 → 2021年7月=日本で利用開始

視聴時間が短く、視聴者も空き時間に気軽に見られることもあり、人気コンテンツになりました。

❸投稿と閲覧

ショート動画とは?.webp

投稿する際には「#shorts」とキーワードをつけます。

閲覧する時は、ショート動画のメニューボタンを押して、ショート動画だけを視聴することができます。

投稿する=「#shorts」とキーワードをつける

閲覧する=ショート動画のメニューボタンから

次のセクションでは、ショート動画制作のポイントについて詳しく説明します。

視聴者を惹きつけるショート動画制作

ショート動画を制作する際には、視聴者の注意を引きつけ興味を持ってもらうためのポイントがあります。

以下に、ショート動画制作のポイントを7つご紹介します。

視聴者を惹きつけるショート動画制作

①興味をそそるサムネイルを設定
②2~5秒の冒頭で視聴者の心を掴む
③テンポと見やすさで視聴者を飽きさせない
④よくあるフレームワークの活用
⑤最後まで見たくなる演出
⑥テーマをひとつに絞る
⑦視聴者の反響を分析して方向性を改善する

①興味をそそるサムネイルを設定

ショート動画でも、ほかのYouTube動画と同じように、サムネイルは重要です。

ショート動画の内容を一目で分かるようにデザインしてみましょう。

サムネイル作りのポイントを一覧表でまとめてみました。

要素
チェックリスト
理由
タイトル興味をもってもらえる内容か?興味がないと選ばれないから
色数3色までにしているか?色数が多いとポイントが薄れる
文字数1行13文字以内眼球が動かずに認識できる最大値
デザイン同じレイアウトを並べない全部同じ動画に思えてしまうから

興味を引くサムネイルで、クリック率を高めましょう。

②冒頭2~5秒で視聴者の心を掴む

ショート動画では、視聴者の心を掴むために冒頭2~5秒が重要です。

視聴者はすぐに次の動画に移ることができるため、最初の数秒で興味を引かなければなりません。

そのためには、パターンブレイクが有効になります。

オープニングで使える5つのパターンブレイク

(1)こうしてみて下さいという指示出しをする
(2)オープニングクエスチョン
(3)急にスタートして「あれ?」と思わせる
(4)ニュース
(5)炎上系でスタート

(5)はあまりお勧めしませんが、こういうものもあるよ。ということで、記載をしました。

動画のオープニングで有効な5つの手法を公開

③テンポと見やすさで視聴者を飽きさせない

冒頭で視聴者の興味を引いたら、その後のテンポと見やすさにも気を配りましょう。

視聴者が飽きることなく、メッセージやエンタメ性を明確に伝えることで、全ての動画を最後まで視聴させることができます。

●テンポ=リズム感(テロップや字幕でも表現可能)
●見やすさ=映像の綺麗さ(ブレやフォーカス、色に注意)
●飽きさせない=興味深いテーマを一つに絞る

④よくあるフレームワークの活用

視聴者にショート動画を最後まで見てもらうコツの一つに、よくあるフレームワークを活用することがあります。

誰がやっても効果的なノウハウです。

フレームワークを活用する理由

●視聴者が望んでいるジャンルだから
●視聴する際に安心感がある

例えば、解説動画やあるあるネタ、〇〇なもの3選など、視聴者がよく目にするフレームワークを使用しましょう。

⑤最後まで見たくなる演出

ショート動画は、単調過ぎると、途中で視聴者の興味が薄れます。

当然、視聴は、中断されてしまうでしょう。

なので、最後まで見たくなるような演出は必須。視聴者の興味を持続させることができます。

どこで離脱したか?などをチェックして、改善を重ねること

⑥テーマをひとつに絞る

ショート動画は時間的に制約があるため、テーマをひとつに絞ることが重要です。

もし伝えたいメッセージが複数ある場合は、複数のショート動画を制作する方が効果的です。

その方が動画が散漫にならず、見やすいから

⑦視聴者の反響を分析して方向性を改善する

前述したように、YouTubeに限らず、SNSなど、動画投稿サイトには、視聴者の反響を分析するツールがあります。

●どこで離脱したか?
●どんなジャンルの動画が見られているか?

をチェックして、再生回数の伸び方やフォロワーの属性や好みを分析し、修正と、次のコンテンツに活かしましょう。

以上が、ショート動画制作のポイントです。これらのポイントを意識して、魅力的なショート動画を制作してみましょう。

ショート動画の制作方法

ショート動画の制作方法は、主に以下の3つです。

<1>自分で制作する

時間に余裕がある方は、自分でショート動画を制作してみましょう。

以下、制作手順です。

工程
内容
撮影スマートフォンやパソコンを使用して、縦向きの動画を撮影
編集スマホアプリで編集可能
カットやトランジション、テキストなどのエフェクトを使用して、動画に変化をつける
変換動画を適切な形式(カルーセル、ストーリーズ、リールなど)に変換
公開変換した動画を選択したSNSプラットフォームにアップロードし、ショート動画を公開する

<2>フリーランスに依頼

もし時間やスキルがない場合は、フリーランスにショート動画の制作を依頼することもできます。

以下は、依頼のポイントです。

やること
チェックポイント
どこで探す?クラウドソーシングサービスやSNS
どこをチェックする過去の実績やレビュー
依頼時に伝えること●依頼内容
●予算
●制作イメージ
●納期
●投稿するプラットフォーム(YouTube以外の場合)
素材の確認フリーランスに渡せる素材があるか?
納品修正は1回まで。納品後の対応は迅速に

<3>制作会社に依頼

もしプロのクオリティが必要なら、制作会社にショート動画の制作を依頼しましょう。

こちらも、チェックリストを作りました。

やること
チェックポイント
どこに出す複数の制作会社を比較する
どこをチェックする●実績
●評判
●料金
●担当者とのコミュニケーション
依頼時に伝えること●依頼内容
●予算
●制作イメージ
●納期
●投稿するプラットフォーム(YouTube以外の場合)
素材の確認フリーランスに渡せる素材があるか?
納品修正は1回まで。成果物の受け取り。アフターフォローにも注意

以上が、ショート動画の制作方法でした。

自分で制作する、フリーランスに依頼する、制作会社に依頼するの3つから、自社のリソースや予算、制作のクオリティなどを考慮して、最適な方法を選びましょう。

ショート動画の制作費用の目安

次に、ショート動画の制作費用の目安です。

動画制作会社、フリーランス・個人事業主、自社制作の3つのパターンによって異なります。

依頼先
撮影費用編集費用
(1)自社制作無料無料
(2)フリーランス・個人事業主30,000円〜3,000〜5,000円/本
(3)動画制作会社30,000円〜5,000〜10,000円/本

以下では、それぞれのパターンごとに詳しくご説明します。

(1)自社制作の費用相場

自社での制作は、高性能なパソコンやスマートフォンがあれば無料で可能です。

TikTokやInstagram Reels用の簡易なショート動画は、スマートフォンの無料アプリを使用することで制作することができます。

費用を抑えたい場合は、自社制作も検討してみましょう。

ただし、編集に慣れた従業員がいない場合は時間がかかるため、注意が必要

(2)フリーランス・個人事業主に外注する費用相場

フリーランス・個人事業主に外注する場合、編集の費用相場は、1本あたり2,000円程度です。

●撮影=3万円〜(拘束時間によって変動)
●簡単な編集動画(1分以内): 1本あたり2,000円くらい
●テロップやエフェクトが挿入された動画(1分以内): 1本あたり5,000円以上

ただし、フリーランスや個人事業主の編集スキルはバラつきがありますので、信頼性の高い方に依頼することが重要です。制作実績をしっかり確認しましょう。

(3)動画制作会社に外注する費用相場

動画制作会社に外注する場合、編集の費用相場は、1本あたり5千円以上が相場です。

●撮影=3万円〜(拘束時間によって変動)
●簡単な編集動画(1分以内): 1本あたり5,000円くらい
●テロップやエフェクトが挿入された動画(1分以内): 1本あたり10,000円以上

テロップやエフェクトが挿入された動画の場合は、1万円以上にはなります。

ただし、特殊なエフェクトやプロの演者を起用する場合は、さらに高額になる場合もあります。

以上、ショート動画の制作費用相場でした。

事前に、見積もりや費用の確認、また外注するなら「完成イメージ」、「制作実績」、「アフターフォロー」を確認しましょう。

ショート動画制作を外注するメリット

ショート動画の制作を外注するメリットは、以下の4つです。

[1]クオリティの高い動画を実現
[2]本業に集中できる
[3]コスト削減
[4]プロによる運用

[1]クオリティの高い動画を実現

動画制作会社など、外注先は、編集スキルが高く、最新トレンドも把握しています。

そのため、クオリティの高いショート動画を制作できるのがメリットの一つ目です。

●動画制作のプロの仕事は早い
●安定した動画クオリティ

また、プロならではの仕事により、流動的なSNSのアルゴリズムに柔軟に対応し、安定したクオリティの動画を生み出すことができます。

[2]本業に集中できる

ショート動画の制作には多くの作業が必要です。

が、外注すれば、企画から編集までの作業を自社で作業する必要がないので、本業に集中することができます。

社員が本来担っている作業時間を奪わないで済む

[3]コスト削減

ショート動画の外注化は、コスト効果が意外と高いです。

気付きづらいですが、動画の編集には、高性能なPCや編集ソフトを導入する必要があります。ストレスなく動画編集できるPCは、その分、高価です。

また、自社内に動画制作が得意な社員がいなければ、従業員を雇用する必要もあります。

●時間的な制約から解放される
●動画編集できる高性能PCが不要になる
●動画制作に長けた写真を雇用しないで済む

さらに、ショート動画は、1本数万円程度の制作費用で済むので、スポット依頼なら、外注の方が、コストパフォーマンスが高いです。

[4]プロによる運用

ショート動画の効果を最大限に引き出すには、適切な運用が必要ですが、運用の方法が分からない場合もあります。

しかし、外注すると、動画制作のプロや広告代理店に運用まで依頼することができます。

外注先を選ぶ際は、運用まで依頼できるかもポイント

以上が、ショート動画の制作を外注することのメリットです。外注にはいくつかのデメリットもありますが、それについては後ほど説明します。

ショート動画制作とは?まとめ

ショート動画の制作は、視聴者の関心を引き付け、ブランド認知を高める上で重要な手段となっています。

ショート動画の制作にあたっては、魅力的なサムネイルの設定や冒頭の展開、テンポや見やすさの確保など、さまざまなポイントに気を配る必要があります。

また、自社で制作する場合は編集スキルの習得が課題となりますが、フリーランサーや動画制作会社に外注することでクオリティの高い動画を低コストで実現できます。

ショート動画の活用は今後ますます重要になってくると考えられるため、ぜひ自社のマーケティング活動に取り入れていきましょう。

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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