動画の作り方・完全ガイド|動画の作り方の基本を解説|企画〜撮影〜編集まで【初心者必見】

動画の作り方・完全ガイド|企画・撮影・編集から公開まで【初心者必見】

動画制作は、特別なものではありません。

スマホで撮影や編集を気軽に楽しめる時代だから、です。

ただし、動画制作は、ただカメラを持って撮影するだけではありません。視聴者にメッセージを伝え、心に残るコンテンツを作るためには、しっかりとした企画の立案、撮影テクニックの向上、編集の工夫が必要です。

では、動画の作り方の基本ってなんだろう?

というわけで、今回の記事は

●動画の作り方の基本を知りたい
●初心者でも簡単に実践できる企画の立て方は?
●撮影テクニック
●編集ソフトの選び方は?

について、お伝えする記事です。

これから動画制作に取り組もうとするあなたへ、基本的なステップからプロのような仕上がりにするための具体的な方法を網羅的に紹介します。

ぜひ、最後までご高覧ください。

目次

動画の作り方|基本ステップ:目的設定から公開まで

動画制作は、いくつかのステップを計画的に進めることで、視聴者に伝わりやすいコンテンツを作成することができます。

まずは動画の目的を明確にし、それに基づいたターゲット設定と企画を立てましょう。

その上で、視覚的な流れをつかむためのストーリーボードを作成し、機材の選定を行います。

(1)動画の目的とターゲット設定:効果的な企画作りのコツ

動画制作における最初のステップは、明確な目的とターゲット設定です。

目的が不明確な動画は、視聴者に響きません。すぐに視聴から離脱されてしまうから、です。

では、それを防ぐためには、どうすればよいのか?それには『どのようなメッセージを伝えたいのかを具体化する』必要があります。

アートボード-2-のコピー-300x277.png編集長

もちろん、趣味で作るだけなら、楽しく作るのが一番

ディレクター-300x298.pngディレクター

でも、結果を求めたいなら、ちょっと工夫が必要なのです

例えば、商品の認知度を高めたいのか?教育用コンテンツなのか?で、作り方も違ってきます。

なので、誰に見てもらいたいか?というターゲットの設定は、最初にしっかり行いましょう。

動画の目的求めるポイント
商品の認知度を高めるための動画商品特徴を強調する演出や視覚的なインパクト
教育コンテンツ理解しやすさを意識

ターゲット層を分析し、そのニーズに応じた企画作りが動画制作の第一歩

(2)視聴者の疑問や問題解消を目的にした台本作成

ストーリーボードや台本の作成は、視聴者の疑問を解消したり、抱えている問題を解決できる内容を目指しましょう。

視聴目的動画の内容
暇つぶし面白い内容のバラエティ動画
トレンドを知りたい最新トレンドを紹介
悩みを解消したい問題が解決できる動画

視聴者の気持ちに寄り添うことで、結果的に、視聴者が飽きずに最後まで見続けてくれる動画を作りやすくなるから、です。

反対に、無計画は失敗を計画することだと、認識しておくことが大切です。

台本作成のメリット=無駄なカットを避け、効率的に撮影・編集ができます

>> YouTubeの台本作成!構成のポイントとライティングAIについても

(3)おすすめ機材と予算別セットリスト

予算に応じて、機材選定を計画的に行いましょう。

低予算の場合でも、スマートフォンの高性能カメラを活用すれば、映像のクオリティは決して低くありません。

逆にある程度の予算があるなら、、最新のミラーレスカメラや高品質の外付けマイクを導入しましょう。

アートボード-2-のコピー-300x277.png編集長

機材選びは、動画制作のクオリティを大きく左右するから、ね。

ディレクター-300x298.pngディレクター

必要最低限の機材して、カメラやマイク、三脚から始めるのがオススメです

カメラ|マイク|三脚は、撮影の3種の神器

ちなみに、2024年現在、低コストでも高性能なミラーレスカメラや、AI搭載のノイズキャンセル機能があるマイクもあります。

>> 初心者からプロまで!動画撮影に必要な機材を徹底解説【最新ガイド】

動画の作り方|撮影と機材選定

撮影では、基礎的なカメラ設定やライティングについて学んでおきましょう。

最新のスマートフォンカメラでも、設定が適切なら、クオリティは素晴らしいものがあります。

さらに、音声の収録は、映像素材と同じくらい大切なので、外付けマイクを使用して撮影に臨ましょう。

①カメラやスマホの選定と撮影設定の基本

動画撮影に使用するカメラやスマートフォンは、目的や予算に応じて選定します。

一眼レフカメラやミラーレスカメラを使用することで、背景のボケ感や鮮やかな色合いを表現できます。

一方、スマートフォンカメラも近年の進化により、4K撮影や手ブレ補正が強化されています。シーンに合わせた設定を活用しましょう。

>> カメラのアングル種類
>> カメラの構図

②動画の作り方|照明編(ライティングの基本)

動画の印象は、ライティングで決まります。

効果的なライティングテクニックとして、人物の顔に立体感を持たせる「三点照明」や、商品の質感を引き立てる「トップライト」の配置が挙げられます。

また、2024年現在、リモートコントロールが可能なLEDライトも増えており、暖色↔︎寒色の切り替えが柔軟にできる機材も一般的になりました。

基本である自然光を利用しつつ、必要に応じてLEDライトやリングライトを活用するのがおすすめです。

ライティングのテクニックについては、動画でも特集しています。こちらも参考にしてください。

動画の作り方|照明編(ライティングの基本)

③高品質な音声を録るマイク選びと録音方法

動画は、視覚だけでなく音声も重要です。

なぜなら、視聴者の満足度に大きく関わる要素だから、です。

そこで、録画時には、環境音やノイズを効果的に除去するために、ピンマイクや指向性マイクを活用して、クリアな音声を確保するように努めます。

また、撮影素材に入ってしまったノイズは、編集時にノイズリダクション機能を活用することで、ある程度、クリアにできます。

編集で調整できるノイズには限度がある。なので、できるだけ撮影時に、クリアな音声を録音しよう。

動画の作り方|編集の流れとポイント

動画の編集は、動画の作り方の上で、一番クリエイティブな作業です。

流れを覚えてしまえば、編集ソフトは、特にこだわらなくても良いでしょう。金額や使い勝手を重視して選べばOKです。

最新の編集トレンドもあるので、逐一、情報収集して、視聴者に訴求する動画を作りましょう。

❶動画編集の流れ

動画編集の基本的な流れは、下記の通りです。

動画の準備

動画編集は、最初に撮影素材を読み込むところから始まります。

作業をおこなうPC、またはスマートフォン用の編集アプリに、素材を読み込みます。

素材の整理

素材と取り込んだら、編集前に、素材を整理しておきましょう。

素材ごとに名前を付けるか、フォルダやタグを使って分類・整理しておきます。

そうすることで、後々の編集作業がスムーズに進むから、です。

クリップの選択、カット、並べ替え

使用するクリップをタイムライン上に配置し、必要に応じてカットや並べ替えを行います。

クリップの長さや順序を調整することで、視聴者の飽きを防ぐ工夫が求められます。

編集内容の確認

編集作業が終わったら、プレビュー再生で全体を確認しましょう。

不要な部分をカットしたり、シーンの順序を変更したりすることで、より見やすい動画に仕上げられます。

演出やエフェクトの追加

トランジションやタイトル、エフェクト、BGM、効果音などを使って、動画に演出を追加します。

また、手ぶれ補正やノイズカットなどの音声編集も行います。

音量の調整

動画全体の音量やバランスを調整しましょう。

声やナレーション、重要な音声が聞き取れるように注意しましょう。

また、BGMや効果音の音量も適切に調整しましょう。

色の補正

撮影された動画の明るさや色味が統一されていない場合は、各動画ごとに補正を行います。

明るさや色味を調整することで、より美しい映像を作り出すことができます。

テロップや字幕の挿入

スマートフォンでの視聴を考慮し、テロップや字幕を挿入することが重要です。

特に重要な情報や笑いどころには、テロップを追加することで視聴者に伝えやすくなります。

動画の書き出しとアップロード

全ての編集作業が完了したら、動画ファイルを書き出し、保存します。

アップロードするプラットフォームに合わせて適切な形式に変換する必要があります。

参考サイト>> オフライン編集ってなんだ?動画編集の基本とは?

❷編集ソフトの選び方

編集ソフトは、自分の使いやすいものを選ぶのが一番。

とはいっても、少し方向性が欲しいと思うので、一般的に動画の目的やスキルレベルを参考にした編集ソフト選びの一覧表を作ってみました。

レベルソフトポイント
初心者●iMovie
●Adobe Premiere Rush
直感的に操作できるのがポイント。
初心者のうちは、無料や買い切り版のソフトを使って
徐々に動画編集に慣れるのを優先して、余分な出費を抑える
中級者以上●Adobe Premiere Pro
●DaVinci Resolve
動画制作会社など、プロ仕様の動画編集ソフト。
より高度な編集ができる。
とくにDaVinci Resolveは、ハリウッドでも使われる本格ソフト

予算などもあるので、絶対に上記ではありません。また無料編集ソフトもあるので、いろいろ試してみると良いと思います。

>> 無料動画編集ソフト|ロゴなし無料12選【初心者〜プロ向きまで】

❸カット編集・テロップ・BGMを追加

視聴者にとって理解しやすい動画を作るために、適切なカットやテロップ、BGMを効果的に追加しましょう。

特に、テロップは情報を補完するだけでなく、視聴者の興味を引きつける重要な要素です。

また、BGMは、動画の雰囲気やメッセージに合ったものを選び、見た目と音が乖離しないイメージになるように注意しましょう。

❹トランジションとエフェクトの活用でプロの仕上がりに

編集において、トランジションやエフェクトを適切に活用することで、動画の完成度を大きく向上させられます。

例えば、シーンの切り替えには「クロスフェード」や「ズームイン」などのエフェクトを使ったり、視聴者の視線を引く演出をしていきます。

ただし、エフェクトも雰囲気に合ったものを使うことが大切。同時に、使いすぎには注意が必要です。

>> Premiere Proでフェードイン・フェードアウトする方法!

動画の書き出しと公開:最適な形式とプロモーション戦略

編集が完了したら、次は書き出しと公開の段階です。

各プラットフォームに合わせた最適な形式で書き出し、視聴者に向けて効果的なプロモーションを行います。

公開後の分析も重要なポイントです。

<1>YouTubeやSNSに最適な書き出し設定

YouTubeやInstagram、Facebookなどのプラットフォームごとに、最適な書き出し形式や設定が異なります。

YouTubeでは、MP4形式が一般的であり、解像度は1080p以上が推奨されます。

Instagramの場合、ストーリーズ向けには縦長の9:16、通常の投稿には1:1が最適です。

スクロールできます
投稿先データ形式
(推奨)
アスペクト比解像度
(ピクセルpx)
最大再生時間容量
YouTubeMP4●16:9
●9:16
●1,920×1,080
●1,280×720
●モバイル ネットワーク接続時=30 分間
●Wi-Fi接続時=4時間
256GBまたは
12時間のいずれか小さい方
YouTubeショートMP4●4:5
●9:16
●1:1
●W1,080 x H1,920
60秒以内2KB以上
FacebookMP4
MOV
●フィード=4:5
●インストリーム=16:9
●ストーリーズ=9:16
1,280×720(HD)●フィード=240分以内
●インストリーム=240分以内
●ストーリーズ=1〜240秒
4GBまで
InstagramMP4
MOV
<通常>
●正方形=1:1
●よこ型=1.91:1
●たて型=4:5
<広告>
●正方形=1:1
●よこ型=1.91:1
●たて型=4:5
●ストーリーズ=9:16
●最小=600×1,067
●推奨=1,080×1,920
<通常>
フィード……=60秒
ストーリーズ=60秒
リール………=90秒
<広告>
フィード……=60分
ストーリーズ=60分
リール………=15分
発見タブ……=60分
4GBまで
TikTokMP4
MOV
9:161,080×1,920最大3分●iOS=287MB
●アンドロイド=72MB
X(旧Twitter)MP4
MOV
●WEB=1:2.39〜2.39:1
●広告 =1:1又は16:9/9:16
●WEB=1,920×1,200 or 1,200×1,900
●広告=1,200 ×1,200
(推奨)
●WEB=140秒
●広告 =15秒以下(推奨)
●広告=1GB以下
●投稿=512MB

これらの形式を理解して書き出し設定を行いましょう。

<2>SEO対策

もし、動画の公開先は、YouTubeが中心なら、その成功は、SEO(検索エンジン最適化)対策にかかっています。

動画をYouTubeで公開する際、SEO対策が非常に重要です。具体的には、

●視聴者が知りたいこと(キーワード選定)
●サムネイル画像の工夫
●タイトル
●説明文
●タグ設定
●エンゲージメントを高める(いいね!やコメントの獲得)

などを考慮して、視聴者が検索しやすいように対策する必要があります。

また、そのほかのSNSを活用するなら、同様に、各プラットフォームに合わせた戦略が必要です。

近年のトレンドは、短尺動画やストーリー形式のコンテンツが人気

<3>公開後の視聴データ分析と改善

動画の公開が完了したら、次に重要なのが視聴データの分析です。

動画を公開した後は、視聴データの分析を行い、次回の動画制作に反映させることが大切です。

YouTubeなら「アナリティクス」機能を使って、、視聴者の離脱ポイントや再生数、クリック率を分析しましょう。

このデータを基に、

●視聴者の離脱ポイント
●再生回数
●視聴維持率

などを分析して、動画の内容やサムネイル、タイトルなどを改善して、さらなる再生数の向上を目指します。

特に視聴維持率の向上は、YouTubeアルゴリズム上、大切な指標です。

視聴者からのフィードバックも参考にし、継続的に改善を図ろう

>> YouTube SEOとは?具体的な施策方法と視聴回数を増やすポイントも

動画の作り方・完全ガイド|まとめ

今回の記事では、初心者を対象に、動画制作の全体像を網羅的に解説しました。

特に「目的の設定」「ストーリーボード作成」「機材の選定」「最新の編集ソフトの活用」「プロモーション戦略」といった、成功する動画作りのためのポイントを具体的に紹介しています。

重要なのは、

●視聴者を定めて、テーマを持って、計画を持つこと
●視聴者にわかりやすく訴求する内容を丁寧に作ること

です。

動画制作は時間と手間がかかる作業です。が、基本を押さえて進めれば、誰でも魅力的な動画を作れるようになるでしょう。

この記事が参考になると嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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